アマリリス アマリリスの概要

アマリリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/20 01:06 UTC 版)

アマリリス

(ヒッペアストルム属の植物)

アマリリス(Merry Christmasという品種)
アマリリスの園芸品種(Hippeastrum×hybridum 'Merry Christmas')
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 単子葉類 Monocots
: クサスギカズラ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
亜科 : ヒガンバナ亜科 Amaryllidoideae
: ヒッペアストルム連 Hippeastreae
亜連 : ヒッペアストルム亜連 Hippeastrineae
: ヒッペアストルム属 Hippeastrum
Herb.
ホンアマリリス

(本来のアマリリス属の植物)

March lilly grave 1.JPG
ホンアマリリス (Amaryllis belladonna )
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 単子葉類 Monocots
: クサスギカズラ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
亜科 : ヒガンバナ亜科 Amaryllidoideae
: ホンアマリリス連 Amaryllideae
亜連 : ホンアマリリス亜連 Amaryllidinae
: ホンアマリリス属 Amaryllis
: ホンアマリリス Amaryllis belladonna L

地中に鱗茎を形成する多年草で初夏にユリに似た基本的に六弁の大きい花を2 - 4個つける。花の色は白・赤・薄紅・淡黄など。現在販売されている球根には八重咲きのものも多い。また、通常の花は横向きだが、上を向いて咲く受け咲き種、香りのあるものも作られている。

18世紀初頭に南米からヨーロッパに生体がもたらさた後、1799年にイギリスの時計職人ア-サ-・ジョンソン(Arthur Johnson)の手により ヒッペアストルム ヴィッタツム Hippeastrum vittatum(和名ベニスジサンジコ) とヒッペアストルム レジナエ H.reginae (和名ジャガタラズイセン)が交配され、最初の種間交配による園芸品種ジョンソニー Hippeastrum × johnsonii が誕生する、その後原産地から様々な原種が発見・導入されると同時に様々な園芸品種が作出された、1870年頃には現在園芸店で販売されているような巨大な大輪品種が誕生する。

また、ヒッペアストラム属にかつて属していた希少植物でブラジルリオデジャネイロ州のごく一部地域に分布する一属一種のウォルスレヤ プロケラ Worsleya procera シノニム Worsleya rayneri もブルーアマリリスの名で呼ばれる。

日本には江戸時代末期に、キンサンジコ(金山慈姑) Hippeastrum puniceumジャガタラズイセン(咬吧水仙) 、ベニスジサンジコ(紅筋山慈姑)の3種が渡来している。 また、戦後に大輪品種が普及する以前に導入されて、現在販売されることは殆どないが農家の庭先などに今も見ることができる中型で剣弁咲きものを在来種として区別する場合がある、これは古くからあるという意味でもちろん日本原産ではない。

春植え球根の代表種であり、こぶし大の球根は成長が早く4月に植えると1ヶ月後には開花する(例外的にシロスジアマリリス Hippeastrum reticulatum var. striatifolium 等、秋に咲くものも存在する)。植え付け、植え替えはソメイヨシノが散る頃が適期である。

ヒガンバナ科のほかの植物と同じく、球根などにリコリンを含み有毒。


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  1. ^ 国際栽培植物命名規約」1995年版によると。学名はラテン語で表記され園芸品種名にはラテン語は使用してはならないとあるが、belladonna(美しい女性)はラテン語であると同時にイタリア語でもある。







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