てるてる家族 キャスト

てるてる家族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/19 09:49 UTC 版)

キャスト

岩田家

  • 岩田冬子 - 石原さとみ(ナレーションを兼任)、田島有魅香(少女時代、現・田島ゆみか)、小林ゆか(幼少時代)
岩田家の四女、末っ子、小柄で子供っぽい能天気で単純な性格。物語のヒロイン。昭和24年12月生まれ。おっちょこちょいでドジで何も取り柄がないが学校の成績も良くないが、照子に似て行動力抜群で、興味のあることには何にでも飛びつく。才能のある姉たちに憧れを抱きつつ、天性の明るさと楽しさで「人生のツボ」を見出す。元歌手でなかにし礼夫人の石田ゆりがモデル。
  • 岩田秋子 - 上野樹里、足立悠美加(少女時代)、釜口茅耶子(幼少時代)
岩田家の三女。昭和23年秋生まれ。成績優秀で品行方正な良い子だが、珍奇な発明を好み芸術家肌の一面をも持つ。気分が乗ってくるとマンボを踊りだす。ふとしたきっかけから安西千吉の即席ラーメン開発を手伝うようになり、一度家出して安西家に転がり込んだことも。
  • 岩田夏子 - 上原多香子SPEED)、櫻谷由貴花(少女時代)、中村愛(幼少時代)
岩田家の次女。昭和22年7月長崎県佐世保市難産の末、生まれる。生後二ヶ月で急性肺炎にかかり、特効薬のペニシリンで救われ、九死に一生を得た。類希なる美貌と華やかさを持ち、フィギュアスケート選手を経て芸能界にデビュー。家族と離れて一人東京で孤独に耐え、スターの座を射止める。いしだあゆみがモデル。
  • 岩田(岡谷)春子 - 紺野まひる滝裕可里(少女時代)、大島正華(幼少時代)、今川知子(スケートシーン吹替)
岩田家の長女。昭和21年春生まれ。天性の努力家で、照子の期待を一身に背負い、逆境にもめげずフィギュアスケートの才能を開花させる。グルノーブルオリンピック代表の石田治子がモデル。自分の夢は何かと迷う冬子に、「自分だけの太陽を見つけなさい」と諭す(第47話)。
春男の妻、四人姉妹の母。女腹。大正13年生まれ。福岡出身だが、婚約者が戦死したため、上官の紹介により春男とお見合い結婚をした。独身時代は九州弁を話していたが、結婚後は大阪弁を話すようになった。何でも良い方に考える楽天家で、これはと思ったことはやり遂げないと気が済まない。持ち前の決断力と行動力で、テレビジョン付喫茶店「シャトー」を開業し大当たりを取る。願い事があるときは常にてるてる坊主を吊るして願を掛ける。
照子の夫、四人姉妹の父。こてこての大阪人。元銀行員だったが、一念発起して岩田製パン店を開業する。争い事を好まないおっとりした性格で、普段は戦時中にお見合い結婚した妻の照子の尻にしかれている「あかんたれ」だが、誰よりも思いやりのある良き父親。なお、岸谷は亡き父・チョウスケ(ヨネの夫)役も一人二役で演じている。
春男の母で照子の姑で四人姉妹の祖母。夫を早く亡くし、若くして未亡人になり鍼灸師をして女手ひとつで春男と滝子を育てあげた。跡取りを産めない女腹の嫁の照子には何かにつけてやたらと手厳しい。彼女を諫めつつ、その行動力には一目置いている。普段は米食で、食事にパンはほとんど食べないが、実は酒種で作ったあんパンが好物。作品の途中で死亡するが、死後も時々幽霊として登場する。
春男の妹。四人姉妹の叔母。女学校を卒業後結婚し、春男たちとは別の場所で暮らす。そのためヨネや春男達とは心理的な距離があり、ヨネの死に際してもドライな言動をする。
岩田家のお手伝いさん。照子の遠縁で戦争孤児だったのを岩田家が引き取ったらしい。後に勘助と結婚する。
春子の結婚相手。大学でアイスホッケー部に所属していたことからスケート場で春子と出会う、冬子と照子にキツネザルと陰で言われている。

岩田製パン店

岩田製パン店の工場長。昭和23年、闇市でパンを売っていたところを、照子にスカウトされた。開店初期から春男と二人で工場を支える。戦争で出征中に妻子に逃げられ、深い心の傷を負う。一時、岩田製パン店を辞めていたが、後に復帰する。
岩田製パン店の中堅パン職人。昭和25年就職。陽気な性格だが、根は義理堅い人情家。イースト隊のギター担当。昭和39年末に退職し、自宅に「ベーカリーきすけ」(後の「てるてる家族2号店」)を出す。
岩田製パン店の若手パン職人。昭和27年就職。戦後職を転々とし荒れた生活を送るが、春男に出会い「世の中捨てたもんではない」と更生する。後に静子と結婚する。
昭和28年春に岩田製パン店に就職したパン職人の卵。勝手にバタコ(オート三輪)を運転して壊し、そのまま逃げてしまう。
岩田製パン店・喫茶「シャトー」の店員。春男が佐世保でパン修行をした時の下宿の長女。後に恒夫と結婚して、恒夫と共に佐世保に帰る。
工場長の娘。冬子のラジオ局への投書がきっかけで工場長と再会する。

栄町商店街

岩田家の隣で書店を経営する。最初の結婚ではすぐに妻を病気で亡くし、猫で寂しさを紛らわせる。後に川島弘子と結婚する。
岩田家の近所で、夫婦で理容店を経営する。妻の都子といつもにぎやかに喧嘩をしているおしどり夫婦。
敏也の妻。子に恵まれず、岩田家の四姉妹を我が子のように見守っている。
池田栄町商店街で電器屋を営む。噂好きで、あちこちにクビを突っ込んでは噂話を言いふらしている。その後趣味が嵩じて、たこ焼き屋に職を変えた。
池田駅前で写真館を営む。毎年正月に写真を撮りに来る岩田家の姉妹を見守る。

桑原家

冬子の初恋の人、通称和ちゃん。子供の頃、岩田製パン店にパンの耳をもらいに来たことから冬子と知り合う。昭和39年から岩田製パン店で働く。家の貧しさから苦労を重ねてきたため、屈折した暗い性格の持ち主に育つが、やがて冬子と両思いになり、最後はローリーのアドバイスで冬子に大胆な愛の告白を行う。架空のキャラクターだが、原作者・なかにし礼の人格を投影した人物だと云われる。
和人の長兄。根は優しいが不器用で、不良少年として青春時代を送る。一度は更生し岩田製パン店に就職するが、父親の死をきっかけに、弟達に楽をさせたい気持ちから賭博に手を出し、池田から姿を消す。その後四国で病死。
  • 桑原政也 - 中村健、宍戸佑輔(少年時代)
和人の兄。賢作と同様根は優しいが努力が苦手。事故死した同僚の子供のために、会社の裏金を盗んでヤクザに追われる。
  • 木塚拓夫(兄) - 森田直幸
  • 木塚光樹(弟) - 金崎由名来
政也の事故死した同僚の子供。政也が和人に世話を押し付けるが、ヤクザに見つかり和人と共に佐世保へ逃げる。

佐藤家

五月山の豪邸に住み建設会社を経営する老富豪。ヨネの経営する鍼灸院に通っている。息子夫婦(浪利の両親)が遠いロンドンに住んでいることから心の底で寂しい思いをしており、岩田家を暖かく見守りつつ憧れている。若い頃の文学への夢を捨てきれずにSF小説を構想する。
  • 佐藤浪利(-なみとし) - 杉浦太陽、矢本悠馬(少年時代)
通夫の孫、通称ローリー。甘やかされて育ったお調子者のボンボンだが心根は優しい。両親と離れロンドンから帰国し幼い四姉妹と知り合う。最初は冬子に想いを寄せていたが、その後秋子に心変わりし同じ大学に進む。音楽的才能があり、大学在学中にフォークグループ「白い鳩」を結成しデビューするが、ある体験をきっかけに自己のアイデンティティについて深く悩む。脚本的に『オバケのQ太郎』に登場するアメリカオバケのドロンパ(人間のお爺さんと二人暮らし)を彷彿とさせる描かれ方をしており(唇の厚い冬子がQ太郎の役回りか?)、ドロンパのトレードマークである大きな星マークのついたシャツを着て登場した回がある。
  • お手伝いさん - シャナズ・ラクシャニ
佐藤家のラテンな乗りのお手伝いさん。

安西家

通称千吉博士。終戦直後焼け跡の大阪で、寒空の下一杯のラーメンを求めて闇市の屋台に列を成す人々の姿を見て、即席ラーメンの開発を志す。「人類は麺類」が口癖でパンは嫌い。モデルは日清食品を興した安藤百福
千吉の妻、二児の母。献身的に夫の発明を支える。

ご近所

北摂銀行行員。照子がテレビジョン付喫茶店への融資を頼みに行ったが、まったく相手にしない、後に店が大繁盛した後、照子にたっぷりとイヤミを言われた。
春男の同級生。開業前のテレビジョン付喫茶店に押しかけ、なれなれしく特別に見せろと迫るが照子に怒鳴られ退散する。
冬子の中学の同級生。冬子のよき相談相手。
池田に住む浄瑠璃の師匠。プレイボーイの夫に先立たれ、寂しさから正反対の性格を持つ春男を誘惑する。やがて池田市民病院の内科医・藤井と再婚する。
岡本太郎に傾倒する絵本作家。東京での自動車販売員の生活に疲れ、逃げてきた池田で秋子に出会う。
池田市民病院の看護婦長。熱心な宝塚ファンでいつも「すみれの花咲く頃」を口ずさむ。冬子が宝塚を目指す最初のきっかけを作る。
電器店の販売員。商品知識はまるでゼロで、トンチンカンな説明をする。
萩原のたこ焼き屋の常連の弁護士。弘子と見合いをし、振られるが、結果的に弘子と勘助の結婚のきっかけを作る。その後会社の裏金を盗んだ桑原政也の弁護を引き受ける。

フィギュアスケート関係

長女春子・次女夏子のフィギュアスケートの鬼コーチ。史上最年少でガルミッシュ・パルテンキルヒェン冬季五輪に出場した稲田悦子がモデル。
春子と夏子を最初に指導したスケートコーチ。歌声喫茶でアルバイトもしている。
  • 福島美希 - 芹澤侑子、平田華子(少女時代)
春子の強力なライバル選手。大金持ちの令嬢。スコーバレーおよびインスブルックオリンピック代表の福原美和がモデル。

芸能界関係

梅田グランド劇場のプロデューサー時代、夏子の才能を見出しスカウトする。その後青田プロダクションで夏子のマネージャーを担当し、スターに育て上げる。
レコード会社の大物ディレクター。歌声喫茶で夏子の歌を聞き、売り出すことを決意する。
青田プロダクション社長。斉藤のマネージャーとしての手腕を高く評価し、芸能界での夏子を支える。照子に通じる楽天家。
全国ネットのバラエティ番組を持つ売れっ子コメディアン。夏子の演技の間の悪さに怒りをぶつける。演じた三波伸一の実父・三波伸介がモデル。
夏子の出演番組の担当ディレクター。東京に不慣れな夏子につらく当たる。

宝塚音楽学校関連

宝塚歌劇団出身でバレエ教室を主宰。冬子の才能を疑っているが、レッスンは厳しい。
冬子の声楽の先生。岩田家にはピアノがないため佐藤家で出張レッスンをする。
冬子の、宝塚音楽学校での同期。成績優秀な男役候補で冬子たちのリーダー的存在。
  • 井口恵美子 - 堀朱里(現・堀あかり)
冬子の、宝塚音楽学校での同期。麻子と並ぶ優等生で娘役候補。言葉のきつい麻子をフォローする。
冬子の、宝塚音楽学校での同期。東京の蕎麦屋の娘で授業に付いていけないと悩むが、歌の才能を認められる。
冬子の、宝塚音楽学校の先輩。成績優秀な「タカラジェンヌ候補」で冬子の憧れの的。幼い頃から優等生として育ってきたため、奔放な冬子にやはり「憧れ」のような感情を抱く。
  • 演出家 - 門田裕
宝塚音楽学校卒業記念文化祭のために招かれたプロの演出家。厳しい指導で冬子たちを震え上がらせる。

佐世保

  • 小林千代子 - 安田ひろみ
佐世保の下宿の奥さん。静子の母。
ヨネの弟。佐世保の米軍キャンプで甥の春男と共にパン職人の修行を積む。その後佐世保でハンバーガー店「空天歌(くうてんか)」を開き、佐世保バーガーの礎を築いた。
佐世保の米海軍基地のパン職人。春男のパン作りの師匠。通称「デービッドはん」。流暢な日本語を、しかも関西弁を喋る。
  • ハリー - イエンズ・カサンダー
佐世保の米海軍病院医師。肺炎で瀕死の夏子をペニシリンで救う。
佐世保の黒島で民宿を営む。口下手で猜疑心の強い苦労家だが、根は子供思いの心優しい男である。
昇の妻。ヤクザから逃げてきた和人たちを好意的に迎える。

秋子の先輩

秋子の大学の先輩。卒業後千吉博士が創業した池田食品に就職し、秋子と共にカップラーメンを開発する。秋子に想いを寄せるが、伝えることができない。
  • 小池一郎 - 倉田操
秋子の大学の先輩。ちりちりパーマでインスタントラーメンが大好き。藤子不二雄の漫画に登場する「ラーメン大好き小池さん」のキャラクターを借りた人物。

その他

空腹のあまり闇市で倒れ込む。その後の消息は不明。
  • 鈴木 - ホープユタカ
春男の銀行の上司。春男をあまり信頼していない。
高槻に住む相場師。春男が届けた大金1万円を金とも思わない。
帝国陸軍少佐。戦死した照子の婚約者の上官で"結婚するなら、絶対に死なない人を"という照子の望みを聞いて、春男を紹介する。
老舗和菓子店・山喜屋の経営者。梅田スケートリンクで食堂を経営していたが、利益が出ないことから照子を言いくるめて経営権を譲渡する。
シャトー梅田リンク店の従業員。のんびりした性格でよく居睡りをしている。
梅田スケートリンクの貸し靴屋。温厚な老人。
土手に転落した岩田製パン店のバタコを怪力で引き上げてくれた親切な運転手。
田中コーチの大学の姉御肌の先輩。歌声喫茶で歌唱指導をしている。
東京でパン屋を経営。池田へ遊びに行ったときに見つけた「てるてるパン」のコピー商品を無断で売っているが、結果的に仕事に行き詰った夏子を励ますことになる。
新曲キャンペーン中の夏子に酔っぱらって絡んでくる。
照子と夏子が新曲キャンペーン中に桑原政也と再会した道頓堀のラーメン屋の主人。
スターへの夢破れ、地方のキャバレーで歌う中年の歌手。営業に来た夏子をいじめるが、そのまっすぐな性格に心打たれ、自分の大切なイヤリングを、紅白初出場の時につけてほしいと夏子に託す。
昭和44年、夏子が初出場したNHK紅白歌合戦の司会を務める。NHKアナウンサー宮田輝がモデル。なお劇中の紅白は、実際の昭和44年紅白歌合戦いしだあゆみ初出場シーンを、アナウンサーのジョークや、出だしに間に合わなくなってマイクに駆け寄る様子まで忠実に再現している。
流しの歌手。
  • 振付師 - 城華阿月
  • メイクのサトコ - 辻美奈子
  • 面接官 - 結城市朗、佐藤浩、東山千恵子
  • その他 - 松本友宏、上村厚文、芝本正、前田真紀、ケイティー・アドラー、明石泰葉、長岡殿世、赤坂凌、清水花菜、中原和敏、南谷峰洋、藤原佳子、吉田勝浩、野田祐成、有川梨絵、山下りら、田中正子、宇野久美子、久野麻子、金谷克海、堀川美和、金城優華、柴田宏美、菅由紀子、山本真由美、南山千恵美宝亀克寿(佐世保ことば指導を兼任)



  1. ^ 放送開始数日前の2003年9月25日に亡くなり、10月13日放送の番組エンディングでは、ご冥福をお祈りするテロップが流れた。
  2. ^ 出典:『てるてる家族―連続テレビ小説(総集編)』(NHK出版)
  3. ^ 出典:『てるてる家族 オリジナルサウンドトラック』ライナーノーツ(ソニー)
  4. ^ ビデオリサーチ NHK朝の連続テレビ小説 過去の視聴率データ







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