サッカーのスタジアムでワクチンの集団接種始まる 東京 町田

サッカーJ2の町田ゼルビアが本拠地としている東京 町田市のスタジアムで、高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチンの集団接種が20日から始まりました。Jリーグによりますと、チームの本拠地のスタジアムが集団接種の会場となるのは関東地方で初めてだということです。

J2の町田ゼルビアが本拠地としている町田GIONスタジアムは、町田市内の65歳以上の人を対象にした集団接種の会場になっていて、20日から運用が始まりました。

訪れた人たちは、ピッチのわきに設けられたテントで受け付けをすませたあと、体調に問題がないかなどを確認したうえで接種を受けていました。

町田GIONスタジアムは、20日を含めて来月17日まで4日間、会場として使われ、1日につきおよそ1500人が接種を受けることになっています。

Jリーグによりますと、Jリーグのチームが本拠地にしているスタジアムが集団接種の会場になるのは関東地方では初めてだということです。

スタジアムで集団接種が行われる場合、Jリーグの各チームは会場運営に協力するとしていて、町田市によりますと、ゼルビアの担当者から来場者の誘導の方法などについてアドバイスを受けたということです。

接種を受けた68歳の男性は「案内もスムーズであっという間に終わった。病院などでは狭い気がするので、広々としていて安心だと思った」と話していました。