大相撲 九重部屋 新たに5人が新型コロナ陽性に 計14人に

日本相撲協会は、九重部屋で新たに5人が新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたと発表しました。九重部屋では、初場所前のPCR検査で感染者が確認されたことから部屋に所属する協会員はすでに全員が休場していて、これで陽性と判定されたのは合わせて14人となりました。

日本相撲協会は18日、九重部屋で元大関 千代大海の九重親方と幕下以下の力士4人の合わせて5人が新型コロナウイルスのPCR検査で新たに陽性と判定されたと発表しました。

相撲協会の芝田山広報部長によりますと、19日さらに幕下以下の力士4人と行司1人の合わせて5人が陽性と判定されたことが分かったということです。

九重部屋では初場所前日の今月9日に、前頭13枚目の千代翔馬と十両5枚目の千代鳳など力士4人の感染が分かっていて、部屋の力士や親方など所属する協会員は全員、初日から休場していました。

これで九重部屋で陽性と判定されたのは14人になります。

芝田山広報部長は「ほかに感染者が出ている宮城野部屋や荒汐部屋では感染が広がっていないし、1つの部屋だけでおさまっているので場所への影響はない。順調に来ている」と話し、初場所の運営には問題がないという認識を示しました。