長崎県初の女性副知事 馬場裕子氏に辞令交付

長崎県では初めての女性の副知事となる国土交通省出身の馬場裕子氏に辞令が交付され、「長崎の女性がのびのびと仕事ができるように道を作っていきたい」と抱負を述べました。

6日に退任した平田研副知事の後任として、長崎県の新しい副知事に就任する馬場裕子氏は、東京都出身の44歳で、平成13年に国土交通省に入省し、去年からは内閣官房国土強靭化推進室の参事官を務めています。

6日は長崎県庁で大石知事から馬場氏に辞令が交付され、大石知事が「国で培ったこれまでの経験と人脈を含めて、長崎県のために力を貸してください」と述べたのに対し、馬場氏は「微力ながら、お支えしていきたい」と応じていました。

このあと、報道陣の取材に対して、馬場氏は「女性初の長崎県の副知事として長崎の女性がのびのびと仕事ができるように私が先遣隊として道を踏み固めていきたい。長崎には素敵なところがたくさんあるのに観光がまだまだPRできることや来ていただける余地があると思うので、しっかり頑張っていきたい」と抱負を述べました。

馬場氏の任期は7日からの4年間で、長崎県では初めての女性の副知事が誕生することになります。