「岸田総裁」実現へ広島県連一丸…本人が決意表明「国民・党員の方を向いて選挙を」
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自民党広島県連は28日、会長の岸田文雄・前党政調会長が党総裁選への立候補を表明したことを受け、岸田会長も出席して選挙対策委員会や常任役員会を広島市中区のホテルで開き、全面支援することを確認した。岸田会長の地元入りは26日の出馬表明後初めて。
選対委員会で「全力を挙げて岸田会長を応援する」と決定。続いて開かれた常任役員会で報告され、全会一致で「岸田総裁誕生のため一丸となって活動していく」との方針を確認した。
中本隆志・県連会長代理によると、県連所属の県議らが各都道府県連を訪ねて、岸田会長への支持を依頼する。新型コロナウイルスの感染拡大で県内に緊急事態宣言が出ているため、発令期限の9月12日以後にワクチン2回接種済みの県議らが出向くという。
またこの日、岸田会長は自身の後援会幹部や県財界の支援者10~20人を集めて会合を開き、党総裁選に出馬することを報告した。
取材に応じた岸田会長は「各会合で激励の言葉をもらい心強い。『政治に国民の声が届いていない』という不満があり、国民、党員の方を向いて選挙を進める」と党総裁選に向けての決意を改めて示した。