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日本大学アメリカンフットボール部の寮で違法薬物が見つかった事件で、警視庁は5日、部員の男(21)を大麻取締法違反と覚醒剤取締法違反の両容疑で逮捕した。逮捕前の調べに、部員は「自分のものだ」と説明したといい、警視庁が入手経路を調べる。
警視庁幹部によると、男は7月上旬、東京都中野区にある同部の学生寮で、乾燥大麻と覚醒剤をそれぞれ所持した疑い。
部員が寮で大麻を使用しているとの情報があり、大学側が7月6日に寮を調べたところ、男が使っていた鍵付きの収納箱から少量の植物片と錠剤が見つかった。
警視庁が同19日に押収して鑑定を実施。植物片は乾燥大麻と確認され、錠剤からは覚醒剤の成分が検出された。警視庁は今月3日に寮を捜索し、容疑の裏付けを進めていた。