300kgの門、強風の未明に倒れ男性負傷…ロータリークラブから寄贈されたばかり

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 福岡県久留米市の文化施設「石橋文化センター」で19日未明、正門の金属製の扉1枚(重さ約300キロ)が倒れ、居合わせた70歳代男性が左脚を骨折する重傷を負った。

横倒しになった正門の扉(福岡県久留米市の「石橋文化センター」提供)
横倒しになった正門の扉(福岡県久留米市の「石橋文化センター」提供)

 同センターによると、19日午前3時半頃、正門横の警備員室にいた警備員が「ゴトン」という大きな音を聞いて外に出ると、扉が倒れ、男性が負傷しているのを発見した。

 扉は2枚1組で、1枚が幅約6・5メートル、高さは最大約3メートル。男性は、新聞配達中に倒れてきた扉の下敷きになったとみられる。

 扉は今月14日、地元のロータリークラブが市に寄贈したばかりで、18日午後5時頃に閉門していた。

 同市では、19日午前3時29分に最大瞬間風速12・2メートルを観測。センターは風で倒れた可能性もあるとみて、設置業者などと原因を調べる。気象庁は同日、九州北部と四国で「春一番」が吹いたと発表した。

 市の担当者は取材に「被害者と関係者には大変申し訳ない。一刻も早く原因を究明し、安全対策を講じていく」と答えた。

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3834169 0 社会 2023/02/19 20:39:00 2023/02/20 01:09:32 2023/02/20 01:09:32 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/02/20230219-OYT1I50069-T.jpg?type=thumbnail

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