被災地パトロールの警官、帰還困難区域の空き家で女性の下着盗む…「計1000点盗んだ」と説明

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 東京電力福島第一原発事故の帰還困難区域などをパトロール中、空き家に侵入して女性用下着などを盗んだとして、福島県警は7日、県警災害対策課特別警ら隊の男性巡査部長(38)を窃盗容疑などで福島地検に書類送検し、懲戒免職処分とした。

福島県警察本部
福島県警察本部

 発表によると、巡査部長は10月4~6日、帰還困難区域などにある同県大熊町と富岡町の空き家3軒に侵入し、女性用下着など29点を盗んだ疑い。今年4月以降、空き家に50~60回ほど侵入し、下着など計約1000点を盗んだとも説明しているという。県警は任意での捜査を理由に氏名を公表しなかった。

 県警の渋川敬蔵首席監察官は「復興を治安面から支える現職警察官が犯罪を起こしたのは言語道断だ。避難者の方を含め、県民の皆様におわびする」と謝罪した。

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3598681 0 社会 2022/12/07 20:18:00 2022/12/07 20:18:00 2022/12/07 20:18:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/12/20221207-OYT1I50137-T.jpg?type=thumbnail

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