馳浩知事、市民に「正しく恐れて」…能登半島の地震被害現場を視察

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 石川県の馳浩知事は22日、珠洲市を訪れ、最大震度6弱を観測した19日の地震で被害を受けた現場を視察した。

地震で崩壊した窯を視察する馳知事(22日、珠洲市で)
地震で崩壊した窯を視察する馳知事(22日、珠洲市で)

 市役所では泉谷満寿裕市長が被害状況を説明し、「様々なご支援をいただきありがとうございます」と謝意を示した。馳知事は「気が付いたことはすぐに県に報告してほしい。いざとなれば官邸や永田町と連携しながら、万全の対策を取りたい」と応じた。

 その後、馳知事は土や岩が崩れた現場や地割れが発生した市立飯田小の校庭などを見て回った。同市野々江町の道の駅「すずなり」では、敷地内にある旧駅舎のプラットホームにひびが入るなどした被害状況を聞き取った。

 同市正院町平床で 珪藻土けいそうど を使った特産「切り出し七輪」を製造販売する丸和工業も訪問。七輪を焼くレンガ造りの窯が19日の地震で崩壊した様子などを確認した。

 視察後、馳知事は「実際に崩れた窯や崖崩れを目にし、引き続き崩落対策、治山治水などをしなければならないと感じた。市民には正しく恐れて地震に備えていただきたい」と述べた。

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3107826 0 社会 2022/06/23 17:14:00 2022/06/23 17:14:00 2022/06/23 17:14:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/06/20220623-OYT1I50048-T.jpg?type=thumbnail

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