【独自】眞子さま、一時金辞退の意向…前例なく政府内で可否議論へ

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 秋篠宮家の長女 眞子まこ さま(29)が結婚に伴って皇室を離れる際に支給される一時金の受け取りを辞退する意向を示されていることが関係者への取材でわかった。眞子さまは婚約が内定している 小室こむろけい さん(29)と年内に結婚される予定で、法的に辞退が可能かどうか政府内で議論される見通しだ。

婚約が内定し、記者会見される秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さん(2017年9月、東京都港区で)
婚約が内定し、記者会見される秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さん(2017年9月、東京都港区で)

 関係者によると、眞子さまは小室家を巡る「金銭トラブル」に対する批判を踏まえ、周囲に一時金の受け取りを辞退する意向を漏らされているという。

 皇室経済法は、皇室を離れる皇族に対し、元皇族としての品位を保つため一時金を支給すると規定している。戦後、結婚に伴って皇籍離脱した皇族女子には全員に一時金が支給されてきた。前例に従えば、眞子さまには約1億3700万円の支給が見込まれる。

 支給に当たっては、首相や衆参両院議長ら8人で構成する皇室経済会議が支給額を決めてきたが、支給の可否を議論したことはない。ある宮内庁幹部は「一時金を辞退した前例がなく、場合によっては皇室経済法の解釈を変える必要がある」としている。

 お二人の結婚に当たっては、一般の結納にあたる「 納采のうさい の儀」や結婚式などの関連儀式は行わない方向で検討されている。儀式を行わずに結婚されれば、戦後の皇室で初めてとなる。

 婚約の儀式について、秋篠宮さまは2018年11月の記者会見で、小室家を巡る金銭トラブルを念頭に、「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」にならなければ行えないとの考えを示された。これを受け、小室さんは2回にわたってトラブルの経緯などを説明する文書を公表したが、必ずしも多くの国民が結婚を祝福する状況になっていない。

 小室さんは今年5月に米ニューヨーク州のフォーダム大ロースクールを修了し、現在は弁護士資格の試験結果の公表を待っている。関係者によると、すでに合格を見込んで現地の法律事務所に就職する方向で準備が進んでおり、経済的な生活基盤を含めて結婚の条件が整いつつあると判断したとみられる。

 お二人は年内に婚姻届を出し、結婚が成立した時点で眞子さまは皇室を離れられる。結婚後は米国で新生活を始められる見通しだという。

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2331209 0 皇室 2021/09/01 12:20:00 2021/09/01 15:50:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210901-OYT1I50078-T.jpg?type=thumbnail

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