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アニヤ・ハインドマーチ / ANYA HINDMARCH

■概要 イギリスのブランドであるアニヤ・ハインドマーチ。1993年に創立した。アニヤ・ハインドマーチは主にバッグを展開している。他にも、シューズやウェアなどとのトータルファッションを提案している。まだ、設立してから日の浅いブランドではあるが、多くの海外セレブに人気のブランドの一つである。人気になった理由の一つとして、「Be A Bag」が有名だ。こちらは、顧客が持ち込んだ写真や絵などを転写したプリントで作るバッグなのである。 また、チャリティを熱心に行っている。先ほどの「Be A Bag」はこのチャリティの募金を集める目的のあるプロジェクトの一環で、現在20か国以上で行われているのだ。 デザイナーであり、ブランドの創立者のアニヤ・ハインドマーチは世の女性たちの願いをかなえるような、上質でモードなものを取り入れた作品を発表し展開した。そのように女性の望みをかなえることで人気を博し、故ダイアナ妃やキャサリン妃もこのアニヤ・ハインドマーチを愛用している。 ロンドン・ファッション・ウィークなどでは斬新なデザインやショーが話題になる。120人ほどの男性の合唱隊、巨大な万華鏡を登場させたりしている。そのように斬新で新しいクリエイティブな発想を持っている彼女の作品だからこそまだ創立が浅いにも関わらず、老舗ブランドに負けない人気のある理由の一つなのだ。 ■歴史 1987年にロンドンでキャリアをスタートさせて以来経験を重ね、1993年、アニヤ・ハインドマーチが18歳の時に留学でフィレンツェへ行き、バッグ作りを学んだ後に設立したバッグブランド。その当時、街で流行っていたレザーダッフルバッグをヒントにオリジナルのバッグを制作した。同年、ロンドンにショップをオープン。今は、世界各国に展開して40店舗以上ある。 1997年にはロンドンのポントストリートに現在のフラッグシップショップをオープンさせた。 2001年、チャリティプロジェクトとして「Be A Bag」がスタート。これはお気に入りの写真をバッグにプリントしてくれるもので、収益の一部を寄付することができる。同年、ブリティッシュカウンシルより「ベスト・ブリティッシュ・アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。 2002年よりシューズ・コレクションを開始。 アニヤ・ハインドマーチは、アクセサリー・ブランドとして初めて、ロンドン・ファッション・ウィークでのシーズンごとのショーを実現したブランドとしても知られている。ルービック・キューブを模したオブジェの中をモデルが歩いたり、そのショウはクリエイティビティとウィットに溢れ、毎シーズン、観客を魅了し続けている。 2003年、設立10周年を記念して、実用性と気品を持ち合わせた「ベスポーク・エイブリー」ラインをスタート。実用性があるが、デザインには気品のあるものとなっている。イタリアの高級な革のなめし技術を持っている工房で生産がされた。 2007年、レジ袋の消費抑制を目的に「I’m Not A Plastic Bag」とプリントされたコットン素材のエコバッグが世界中で話題となる。販売するショップには長蛇の列ができ、ネットオークションでは10倍以上の高額で取引されるなど一つの社会現象ともなった。 ブランドを愛用しているセレブはキーラ・ナイトレイスカーレット・ヨハンソンシエナ・ミラーなど数多い。2015年春夏はステッカーをテーマにした新作でブランドの新たなイメージをアピールした。 2016年11月現在、世界各地で45を超えるストアを展開。NYやソウルといった大都市のセレクト・ショップに、そのコレクションを取り揃えている。 ■社会活動と受賞暦 英国のデザイン、アートの支援活動の一端を担い、『UK Trade Ambassador』『British Fashion Council』の理事、さらに『The Royal Academy of Arts』『The Design Museum』の評議員を勤める。 2009年には、英国のファッション産業への貢献に対し『MBA』勲章を受勲した。2014年には、『Accessory Designer of the Year/British Fashion Awards』『Elle Style Award』『Glamour Women of the Year』などで受賞歴がある。 ■商品ラインナップ 毎シーズンのコレクションをテーマにしたポップアップストアも好評。ロンドン、ソウル、東京、LAなどを巡回し、ショウの魅力を凝縮した世界観で好評を博している。 店舗に常駐するクラフツマンによる刻印サービスも人気。いまでは失われつつある、カスタマーとクラフツマンの「接点」を復活させる試みでもある『Anya Hindmarch Bespoke』と題うって、手書きのメッセージやイラストの刻印、写真をしのばせたりと、世界にひとつの自分だけのアイテムに仕上げてくれる。また、毎シーズン販売しても即完売してしまうレザーステッカーなどもあり、そちらを自分の好きなようにバッグや財布、靴などに貼ることも可能だ。アニヤ本人「私の名前ではなく、お客さまのお名前が前面に出るべきもの」という言葉にあるブランドの精神を感じることができるサービスだ。自分だけの世界で一つのアイテムが欲しいと考える方には堪らないブランドなのである。 バッグは、特に毎シーズン様々なものを出している。可愛らしいスマイリーシリーズやEYESシリーズのものや、ベーシックで普段使いにもおしゃれな使い方もできるようなものが毎シーズン出ているのだ。そのため、使い分けができ、ひとつで様々なシーンを選ばずともしっくりと会う作品のものなど様々なものがある。 また、コラボレーションもしていることがある。ケロッグのシリアルのキャラクターを描いたものや、ストリートアーティストのベン・アインとコラボレーションし、2016年春夏コレクションには、スペースインベーダーのインベーダー、同年秋冬コレクションではパックマンのゴーストや果物をモチーフにしているものが発表、発売されている。そのようなキュートなキャラクターものや、イギリスでの生活で昔から親しまれているものをコラボレーションしたりしている。今回、2017年の春夏コレクションはスマイリーシリーズでネオン色のものを展開している。 また、バッグや財布だけではなく、靴や小物関係も充実している。靴はパンプスだけではなく、スニーカーやサンダルもあるため、自分の好きなものが見つかりやすく、様々なファッションに合わせることが出来るのだ。 ここ最近ではあるが、メンズ用の商品も展開している。元は、レディースの展開をしていたアニヤ・ハインドマーチだったが、たくさんの男性が愛用していたことにより、メンズラインを展開することができた。メンズはレディースのものに比べ、ブラックなものが多く男性が普段使いできるようなものが多い。 故ダイアナ妃やキャサリン妃が愛用していることや、他にも海外セレブでの愛用者は多い。スカーレット・ヨハンソン、ケイト・モスや、子役の頃から人気のあるエマ・ワトソン、女優のシエナ・ミラーなど様々な有名人が愛用している。日本でもモデルの佐田真由美やヨンア、富岡佳子などがInstagramで投稿などして話題となっていた。 また、様々な観点から考える彼女らしい部分にステーショナリーの販売もしている。手帳のカバーやペン入れを展開しているブランドはたくさんあるが、アニヤ・ハインドマーチでは手帳のカバーやペン入れだけではなく、ジャーナル専用のダイアリー・リフィルも販売している。こちらもアニヤ・ハインドマーチらしく、秘密のロンドン・ガイドをパッケージしている。そのような工夫を施しているのだ。 ■日本での活動 日本では、東京都の青山に直営店舗があり、北海道から岡山県で展開している。特に東京都を中心に展開していて、東京都には9店舗あり、日本にある店舗すべて合わせると17店舗ある。 また、アニヤ・ハインドマーチを取り扱っている店舗までいれると、九州までの様々なお店で展開している。そのため、そちらを合わせると日本だけでも40店舗でアニヤ・ハインドマーチの商品は販売されているのだ。 ★アニヤ・ハインドマーチ 注目コレクション: ★アニヤ・ハインドマーチ 注目記事: ・数学をアートに昇華させた、アニヤ・ハインドマーチ。青山と銀座のアニヤ・ハインドマーチで、昭和のゲーム機...アニヤ・ハインドマーチから初となるアプリが登場! ★アニヤ・ハンドマーチ コレクション一覧TOPページ: ★アニヤ・ハインドマーチに関連するサイト: ・Facebookでアニヤ・ハインドマーチを見るInstagramでアニヤ・ハインドマーチを見るTwitterでアニヤ・ハインドマーチを見る公式サイト ★アニヤ・ハインドマーチ 関連キーワード: キーラ・ナイトレイ / スカーレット・ヨハンソン / シエナ・ミラー