ブレイク・ライブリー、レイトン・ミースターらが出演していたことで知られる人気ドラマ「ゴシップガール」のリブートが、HBO Maxで年内に配信予定となっていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により制作に遅れが出たことから、2021年まで配信が延期となった。
HBO Maxのチーフ・コンテンツ・オフィサーのケヴィン・レイリーは「ヴァルチャー」にこう話す。「まだ制作は始まってもいないんです。プリプロダクションの状態にあって、これから撮影開始といったところでした」
オリジナル版の8年後を舞台にしたリブート版に向けては、エミリー・アリン・リンドが主役に決定しているほか、タヴィ・ゲヴィンソン、トーマス・ドハーティ、ザイオン・モレロらもキャスティングされている。現代のティーンエイジャー向けに展開される全10話の1時間ドラマシリーズでは、オリジナル版より多様なキャラクターが登場する予定だ。オリジナル版で脚本と製作総指揮に携わったジョシュア・サフランは、以前こう明かしていた。
「参加していた頃、ゲイの脚本家は僕だけでした。僕は90年代にニューヨークの私立学校に通っていましたが、『ゴシップガール』にその状況が反映されていたとは言えませんでした」「(リブート版の)ドラマ内には同性愛の話題も多く出てきます。まさに今の世界に見られる富と特権と、それに対する姿勢に取り組んでいると言えますね」「私が言えることといえば、ひねりが加えられていて、それに誰もが共感できるということです」
Text: Bangshowbiz