日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 5月4日放送 第415回

あなたの知らない水族館
~進化する“海の技術”~


日本には水族館が70近くもあり、人口当たりの数としては世界一。まさに水族館大国だ。その日本の水族館には、世界初の“海の技術”がいくつも詰まっている。――不可能を可能にせよ!今なお続く、水族館の挑戦を追った。
2002年にオープンした沖縄の美ら海水族館は、集客日本一を誇る水族館。その人気施設がいま挑んでいるのが「深海魚」だ。番組は今回、大型連休を機に、新たな展示の目玉を作ろうとする深海魚チームの捕獲作戦に密着する。そして捕えた、透き通るような青い目のサメ…果たして展示につなげることはできるのか?一方、水族館の魅力を陰で支えるのが、“魚の手配師”だ。彼らは世界各地から魚を入手するルートと独自の輸送技術を持つ、世界でも数少ないプロ集団。ある日、中国から「イワシ1万匹」の発注が来る。ようやく苦労して手に入れた大量のイワシ。だが予想外の事態に、手配師も愕然…。
華やかな水族館の裏側で進化する“海の技術”。その最前線に迫る。

 放送スケジュール



 毎週火曜日 午後10:00~



 テレビ東京
 テレビ大阪
 テレビ愛知
 テレビ北海道
 テレビせとうち
 TVQ九州放送



 毎週金曜日午後9:00~
(再放送 毎週日曜日 正午)



 BSジャパン



 毎週土曜日 正午~



 日経CNBC

【大人気水族館のあくなき挑戦…狙うは“深海”】
大人気水族館のあくなき挑戦…狙うは“深海”

2002年11月のオープン以来、右肩上がりに入場者を増やし、沖縄観光の一大観光スポットとなった美ら海水族館。去年の入場者数は310万人と、水族館としては日本一を誇る。ジンベイザメやマンタの飼育展示など、世界でもトップクラスの“海の技術”を持つ美ら海水族館がいま挑んでいるのが、「深海魚」だ。未知の深海の世界に棲む生き物たち…。その生態はわかっていないことだらけで、深海魚チームの金子さんたちは研究と経験の積み重ねの日々だ。
そんな中、金子さんたちは、大型連休を機に新たな展示の目玉を作ろうと、沖縄の海に漁に出る。金子さんたちの“武器”は、水族館が独自開発した「加圧水槽」。急激な水圧の変化で死んでしまわないよう、深海と同じ水圧をかけられる特殊な装置だ。沖縄の海に漁に出た金子さんたち。目指す魚は捕れるのか?経験と技術を駆使しての捕獲作戦が始まった――。


【水族館の魅力を支える“海の手配師”…イワシを大量輸送せよ!】
水族館の魅力を支える“海の手配師”…イワシを大量輸送せよ!

いかに魅力的な魚を展示するかは、いわば水族館にとっての生命線。そんな水族館を陰で支える“魚の手配師”がいる。ブルーコーナーの石垣さんもその一人だ。水族館専門で取引する企業は、世界でも数社しかないという。
石垣さんが輸送準備をしていたのは、タツノオトシゴの一種。1匹170万円という貴重なものだ。生き物相手だけに、手配師のビジネスには技術と経験がモノを言う。石垣さんは機内の温度変化も考慮しながら、箱に入れる氷の数を決めた。
そして次なる依頼は、中国の水族館から。イワシ、しかも1万匹。経済的に豊かになる中国では今、水族館の建設ラッシュが起きているという。だが飼育技術がまだ未熟で魚を死なすことも多く、依頼してきた水族館も巨大水槽の“目玉”が死んでしまい、水槽が空いてしまったというのだ。早速、イワシの捕獲に取り掛かる石垣さんだったが、そこには想定外の事態が待ち受けていた。絶句する石垣さん…。
華やかな水族館ワールドの裏側で繰り広げられる、水族館ビジネスを追う。


【世界が注目の“異色”水族館】
世界が注目の“異色”水族館

山形県鶴岡市にある加茂水族館は、クラゲを専門に展示する異色の水族館だ。1990年代の水族館ブームに押されて倒産の危機に陥ったが、これを救ったのがクラゲ人気だった。だが、実はクラゲは寿命が短く、生態もはっきりしていない。試行錯誤の飼育を続けた結果、今では37種類を展示、その飼育技術も世界一を誇る。最近では、中国からわざわざクラゲの飼育技術を学びにくるほどに。ここにもニッポンの確かな“技術力”があった。

   




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