徳島県の飯泉嘉門知事が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が今年1月と4月に開いたセミナーと総会に祝電を送っていたことが2日、明らかになった。定例会見で記者からの質問に答えた。当時の認識について「旧統一教会との関連は全く分からなかった」と釈明。後援会事務所から送付し、公費の支出はなかったとしている。

 知事や後援会事務所によると、祝電を送ったのは「県平和大使協議会」が主催した今年1月15日の平和大使セミナーと4月29日の総会。支援者から1月に依頼があり、後援会事務所からそれぞれに祝電を送った。内容については…