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苫小牧駅前に交流拠点 ふれんどビルオープン

2014/11/1配信

 社会福祉法人ふれんど(佐藤裕理事長)がJR苫小牧駅南口隣に整備した3階建てのテナント棟「ふれんどビル」が1日に開業した。1階に入る苫小牧市のまちなか交流センター「ココトマ」でオープニングセレモニーがあり、新たな「駅前の顔」の誕生を華やかに祝った。

 ふれんどビルはレンガ調の外観で鉄筋コンクリート造り3階建て、床面積は3004平方メートル。併設する、特別養護老人ホームなどが入る12階建ての高齢者複合施設は10日に開設する。

 1日の式典は約100人が出席。岩倉博文市長や佐藤理事長ら10人がテープカットを行った。岩倉市長は「大勢の皆さんに足を運んでもらえる施設にしたい」とあいさつ。

 目玉の一つであるココトマには苫小牧観光協会も入り、観光案内所を開設。フローリングのラウンジでは絵本を読んだり、インターネットを利用でき、くつろぎの空間を演出した。「ココトマカフェ」は東胆振の地場産品を生かしたホットサンドや、野菜や果物のジュースなどを販売。「赤ちゃんの駅」と名付け、授乳やおむつ交換ができるスペースも確保している。ダンスレッスンや会議、料理教室などに利用できるスタジオの有料貸し出しも始める。営業時間は午前9時~午後10時(カフェは午前10時~午後4時)。

 オープン記念で、1日午後7時から「ココトマジャンボリー」と銘打ち、市内で開催中のとまこまいコスプレフェスタとブルームボール世界大会と連動の催しも展開する。

 ふれんどビルのテナントにはこの他、1階にコンビニや婦人服店などが入り、道南バスの駅前案内所では券売もする。2階は飲食店が中心に入り、ラーメンやそば、和洋食、寿司などを扱う。3階は、市産業経済部の駅前分室と駅前証明取扱所や、苫小牧家庭生活カウンセリング協会などが入居する。

 市内双葉町の女性(75)は「駅前の大型店が閉まってから駅前に訪れることがなかったので、楽しみにしていた。生鮮品を扱う店が入れば毎日来たい」と笑顔を見せた。

 入居テナント▽1階 ココトマ、苫小牧観光協会、道南バス駅前案内所、婦人服店、高圧酸素カプセル専門店、コンビニ、苫小牧信用金庫ATMコーナー▽2階 レストラン、ラーメン店、弁当屋、美容室、福祉介護用品店▽3階 市産業経済部駅前分室、市駅前証明取扱所、苫小牧家庭生活カウンセリング協会、歯科医院
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