女子プロレス「スターダム」は20日、負傷欠場中の林下詩美(25)と上谷沙弥(26)が、28日の東京・後楽園ホール大会で復帰すると発表した。

 上谷は7月23日に行われたシングルリーグ戦「5★STAR GP」開幕戦(大田区)で当時のワールド王者・中野たむと対戦した際、約5メートルの高さから特大プランチャを放ち、レフェリーストップで敗戦。左ヒジの脱臼および靱帯損傷で戦線離脱となった。

 一方の詩美は9月に頸椎ヘルニアと診断され、同リーグ戦を途中離脱していた。

 約4か月ぶりの戦線復帰が決まった上谷は「皆さん、お久しぶりです。周りの方々のサポートもあり、リハビリやトレーニングを重ねてきまして、復帰できるまでに回復することができました」と笑顔を見せ、自身の誕生日に復帰戦を行うことへの喜びを語った。

 その上で「復帰戦では、ひと皮むけたゴールデンフェニックスを皆さんに見ていただきたいです。そして後楽園ホール満員の会場で試合がしたい。なので皆さん、ぜひ会場に足を運んでください」と呼びかけ、「これから始まる不死鳥伝説第2章、見逃すな!」と力強く宣言した。

 一方の詩美は「欠場期間中は、たまに会場に行って試合を見たり、SNSでスターダムの進み具合を見ながら、どんどん置いていかれてるのは実感しつつ。早く自分も復帰したかったので、治療して治すことができたと思います」と語った。

 さらに「いつかはまた(詩美&上谷の)アフロディーテでタッグのベルトも挑戦したりして、また実力を見せつけていけたらなと思います。アフロディーテをお楽しみに!」と、返上されたゴッデス王座取りも視野に入れた。