“現代ホスト界の帝王”としてブレーク中のローランド(26)が14日、千葉市の幕張メッセで行われた「天聖声優オーディション The Final」に特別ゲストとして登場した。

 ユーチューブで配信中のアニメ「モンスターストライク」の天聖役として新たに出演する声優を決める最終審査で、実は「大のアニメ好き」というローランドが声優に初挑戦した。

「世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か」などという独特の名言で人気とあって「オーディション参加者よ。夢とは起きて見るものだ」と、ローランド仕様に書き換えられたセリフをアフレコし“ローランダー”と呼ばれるファンを魅了した。

「メッチャやってみたかったので、初アフレコはすごく楽しかった」と満足げ。続けて「(演じたキャラクターの絵が)GACKTさん(45)に似ていた。一緒にお酒を飲んでいると、頭にサングラスを乗せて『オレのグラサン知らない?』って、ギャグなのか本気なのか分からないボケをして、おちゃめなんですよ」と、いつもクールなGACKTの意外な一面を暴露した。

 ローランドの父親はすご腕ギタリストの松尾洋一氏。特別審査員を務めた声優の松本梨香(50)らが活動していたアニソン歌手グループ「ジャム プロジェクト」でも演奏していたそうで、松本とは幼少期からの長い付き合いになるとか。

 それだけにアニメ文化をリスペクトしており、アニメの知識もハンパない。ブロンドのゴージャスな見た目とは裏腹に、中身はオタクだったということが判明したわけだ。

 立ち見が出るほど満員の観客を前に「オタク文化はこれまで市民権を得てこなかったが、オタクの金でここまで大人になれた。(オタクは)ローランドの生みの親。皆さまのおかげで育てていただいた」と語り、ホストには興味がなさそうなオタクたちをもトリコにした。