江戸からきたキラくん

Special Movie

はじめに

2024年お正月、愛知県西尾市を舞台に、頑張る人の背中を押す
完全オリジナルのヒューマンドラマ放送決定!
『忠臣蔵』の敵役・吉良上野介が、
若い男に乗り移り、令和の西尾市に蘇った!?

開局65周年の東海テレビが、今年で市制70周年を迎える愛知県西尾市とタッグを組み、完全オリジナルのエリアドラマを制作。
物語は西尾市にゆかりのある「吉良上野介」が主役。歌舞伎や映画などで描かれる『忠臣蔵』では、赤穂浪士に仇討ちされる敵役だが、地元西尾市では名君とたたえられており、世間のイメージとは違う吉良像を知ることが出来る物語になっている。

ロケは全編西尾市で敢行。主演には愛知県一宮市出身の実力派俳優・佐野岳が決定。仇討ちをされた次の瞬間、令和の西尾市で若い男に乗り移った吉良上野介を演じる。
そんな吉良と遭遇し、現代の常識知らずの殿さまに振り回される30代女子・高峰雲母(たかみねきらら)役には、名古屋市出身の女優・岡本あずさが出演。雲母の父・義久(よしひさ)役にも、愛知県岡崎市出身の天野ひろゆき(キャイ~ン)が出演するなど、愛知づくしの布陣が成立!キャイ~ンのウド鈴木も江戸時代の吉良役で出演が決定!さらに元ボイメンの水野勝(名古屋市出身)、「渡鬼」出演の実力派女優・清水由紀(愛知県刈谷市出身)ら個性豊かな俳優陣も集まり、お正月に放送するエリアドラマを盛り上げる!

あらすじ

元禄15年12月14日。江戸・本所の吉良邸に赤穂浪士47人が討ち入った――
応戦する吉良上野介(ウド鈴木)だったが、主君の仇討ちを果たそうとする浪士たちに次第に押し込まれ、万事休すの状態に。一巻の終わり……かと思った次の瞬間、上野介が目を開けるとそこは令和の愛知県西尾市のロンドンバスの中。しかもなぜか謎の若い男(佐野岳)に乗り移ったようで容姿はすっかりイケメンに変わっていた!

そんな中、ケガをした上野介を介抱したのが、西尾市吉良町出身のエリート女子・高峰雲母(岡本あずさ)。医師の父・義久(天野ひろゆき)とともに、なし崩し的に上野介の世話をすることになるが、「現代の常識」を知らない上野介に振り回されることに。だが、その言動は「名君」ならでは。目からうろこの名言の数々で、周囲の人の心を救っていく上野の姿に、雲母もまた抱えていた悩みを打ち明けようとするが……

相関図

相関図

インタビュー

主題歌

Half time Old「革命の音」

2024年最初にお届けするエリアドラマにふさわしく、主題歌も愛知・名古屋市出身のロックバンド・Half time Oldの「革命の音」に決定!
楽曲は11月15日にリリースされたDigital Mini Album「ALPHA」に収録された「革命の音」で、悩める現代人の背中を押すエモいロックチューンになっている。プロデューサーが聞いた瞬間に、「当て書きしたかのように、ドラマの内容にマッチしている!」と感動。
プロデューサーいわく、「ドラマにはとある秘密と大きなどんでん返しがあるのですが、それを知った上でラストに『革命の音』がかかった時、きっとその歌詞が見ている方々にものすごく刺さるはず!」とのことで、楽曲がどのようにドラマと化学反応を起こすか、期待して見てみたい。

▶︎ ドラマ特別ミュージックビデオ

【Half time Old 鬼頭大晴コメント】
今回、僕らの「革命の音」という楽曲が「江戸からきたキラくん」の主題歌を担当させていただくことになりました。僕らはメンバー全員が愛知県名古屋市出身ですので、このような形で愛知県の作品に関われたことがとても光栄です。 この楽曲は、この地球上に生を受けた一人一人が自分の未来、運命について考え、選択を繰り返すうちの出会いについて歌った曲です。「革命の音」が「江戸からきたキラくん」の内容にとてもマッチしているとのことで、僕らもとても楽しみにしています!

(Vo,/G, 鬼頭大晴)

Half time Old

名古屋出身の4人組ロックバンド。MV「アウトフォーカス」がYouTubeにて530万回再生突破! 2020年、au三太郎シリーズの最新作「みんな自由だ」篇TVCMソングの歌唱・アレンジをHalf time Oldが担当し、このTVCMソングはYouTubeにて1,000万回再生突破!
2023.11.15(水)Release Digital Mini Album「ALPHA」

放送概要

キャスト
佐野岳
岡本あずさ
清水由紀
水野勝
ウド鈴木(キャイ~ン)
天野ひろゆき(キャイ~ン) ほか
主題歌
「革命の音」 Half time Old
(ユニバーサルミュージックアーティスツ)
演出
今和紀(泉放送制作)
プロデューサー
  • 鵜澤龍臣(東海テレビ)
  • 島﨑敏樹(泉放送制作)
  • 藤田修(泉放送制作)
脚本・プロデューサー
松本圭右(東海テレビ)
制作協力
泉放送制作
制作
東海テレビ

令和に蘇った吉良上野介?

佐野岳

吉良上野介が乗り移った令和の青年。江戸・本所の吉良邸で赤穂浪士の討ち入りに遭い、万事休すと思われた瞬間、なぜか愛知県西尾市のロンドンバスの中で目が覚めた。
たまたま知り合った雲母とともに現代の西尾市を見て回る中、次第に名君ぶりが発揮されるが・・・

高峰雲母

岡本あずさ

愛知県西尾市出身のキャリアウーマン。東京の外資系企業に勤めていたが、さらにアップグレードな企業を目指し、現在は転職活動中。西尾市に戻ってきている。
吉良公びいきの父によると、雲母の名前の由来は吉良公らしいのだが、本人は忠臣蔵の敵役である上野介のことをそこまで好きではない。

君島葉菜

清水由紀

雲母の高校時代の同級生で親友。現在は役場勤務で、伝統工芸品を守るプロジェクトを立ち上げている。雲母とは面と向かって悪口を言い合えるほど気を使わない関係。雲母が何か悩んでいることは感じているが、あえて聞かないでいる。

徳永一朗

福田勝明

雲母の高校時代の同級生。実家の酒屋を継ぎ、飲食店などにも顔が広い。
学生時代はラグビーに打ち込んでいた。猪突猛進だが真っすぐで情に熱いやさしい男。

林田隼人

水野勝

雲母の高校時代の同級生で元カレ。東京の総合商社で世界を相手に働いている。雲母と同じく同級生の星であり、雲母ともお互いを高め合える良い関係を築いてきた。

高峰義久

天野ひろゆき(キャイ~ン)

雲母の父。訪問医療を手掛ける医師。妻を早くに亡くし、男手一つで雲母を育ててきた。
吉良町出身なこともあり、吉良公のことは名君として尊敬している。令和に蘇った上野介のこともすぐに受け入れ、しばらく自宅で過ごしてもらうことにする。

吉良上野介義央

ウド鈴木(キャイ~ン)

江戸・元禄時代のお殿様。朝廷をもてなす礼儀作法を指南する立場にあり、幕府内ではエリートだった。治水事業など地元に功績も多いが、赤穂藩藩主・浅野内匠頭とひと悶着あり、江戸城内で内匠頭に斬りつけられる事件が起きる。その結果、内匠頭は切腹。主君の敵として、元禄15年12月14日に赤穂浪士に討ち入られ命を落とした悲劇の名君。