マツリダゴッホ香港遠征白紙も!!

[ 2008年3月19日 06:00 ]

 昨年の有馬記念優勝馬マツリダゴッホ(牡5=国枝)が今春に計画していた香港遠征が難しくなってきた。日経賞(29日、中山)で始動し、香港G1クイーンエリザベス2世C(4月27日、シャティン)に参戦予定だが、馬インフルエンザに関する出国条件に陣営が難色を示しているため。今年の香港遠征についての出国条件は正式決定していないが、昨年12月の香港国際競走では(1)出国前30日間、馬インフルエンザの発生がない施設に滞在(2)14日間の輸出検疫を受ける――が条件になっていた。

 馬インフルエンザ禍が終息していないだけに条件が緩和されることは考えづらく、昨年同様なら出国30日前(クイーンエリザベス2世Cならレース1週前の4月21日前後に出国するため今月21日前後)に発生リスクの少ない非開催競馬場などへの入厩が必須となる。国枝師は「日経賞の前に検疫に入ってくれと言われてもねえ。あとはシンガポール(航空国際C=5月18日)だが、その時季は非常に暑いし…。悩ましいよ」と語っていた。

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2008年3月19日のニュース