文化放送社長 アナウンサーによるコロナ連続感染を謝罪 伊東四朗については「直接関係ない」

[ 2023年7月18日 12:22 ]

文化放送
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 文化放送の斉藤清人社長が18日、東京・浜松町の同局で定例会見を行い、同社アナウンサーで新型コロナウイルスの感染者が続出して番組編成に影響が出たことを謝罪し、経緯を説明した。

 斉藤社長は会見冒頭、「アナウンサーが連続してコロナ陽性になりまして、いろいろなところに影響が出ましたので、その点についてお話いたします」と説明。経緯として、13日午後、アナウンサー1人がPCR検査で陽性が確認されたとし、その後、検査をした結果、15日にかけて合計で6人のアナウンサーが陽性が確認されたとした。「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)、「ラジオのあさこ」(土曜前7・00)「ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB」(土曜後1・00)、「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」(土曜後3・00)、「長谷川太のスポーツギャラクシー」の5つの生放送番組でピンチヒッターを立てるなど影響が出たという。

 斉藤社長は「リスナーおよび、諸々関係者には非常に大変ご心配をおかけいたしました。この場を借りて私から謝罪を申し上げます」とコメント。代役などで対応してくれた出演者などには「改めまして感謝を申し上げる」とし「2類から5類に変わって、決して油断ということではないんですけど、コロナシミュレーションが緊張していた時とは若干状況が違う状況の中で、結束したチームワークで番組を終えた現場スタッフは称えたい」とスタッフをねぎらった。

 原因として考えられるのが今月10日月曜日に行われた全12人のアナウンサーのうち、10人が参加していた懇親会だとし、「その場がクラスターであるとほぼ思われる」と見解を示した。2類から5類への移行で同社のコロナ対策マニュアルでもだいぶ制限は緩やかにしていたとしつつも、制限緩和後もアナウンサーについては全員、社内、ブースでもマスク着用を徹底していたという。

 斉藤社長は「文化放送の看板であるアナウンサーが次々と陽性反応が出て、関係各所にご心配とご迷惑をおかけしたことで社内では当面の間、マスクなどの感染対策を徹底すること、一律に制約することはないが、懇親会などはその会の性質、時間を丁寧に検討し、自粛できるものが自粛する」と方針を明かした。

 アナウンサーの症状としては微熱とのどの違和感だとし、複数名は無症状だったという。また、6人のアナウンサー以外同社社員、および出演者には感染の広がりはなかった。なお、すでに6人全員が平熱に戻っており、「仕事場に復帰できるスタンバイの状態にある」とした。

 なお、俳優の伊東四朗もコロナに感染し、15日放送の同局「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」を欠席。ただ、伊東については「最後に文化放送にいらしたのが前の週の8日」だとしたうえで、今回のアナウンサーのクラスターとは「直接関係ないと考えております」と見解を示した。

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