NHK版「犬神家の一族」佐清役は金子大地 あのマスクも解禁!珠世役・古川琴音ら豪華キャスト集結

[ 2023年3月13日 13:07 ]

「犬神家の一族」。マスクもおなじみ、注目の犬神佐清役は金子大地(C)NHK
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 俳優の吉岡秀隆(52)が主演を務めるNHK版金田一耕助シリーズの最新第4弾「犬神家の一族」に、俳優の金子大地(26)が注目の犬神佐清役で出演することが決定し13日、発表された。おなじみの「佐清マスク」も初公開。犬神家の長女・犬神松子役は大竹しのぶ(65)と発表されていたが、残るキャストが一挙解禁された。放送日は4月22、29日(後9・00~10・30、BSプレミアム・BS4K同時)に決まった。

 ほかに古川琴音、南果歩、堀内敬子、芹澤興人、野間口徹、皆川猿時、小市慢太郎、倍賞美津子と豪華キャストの出演が決定。

 「獄門島」(2016年)「悪魔が来りて笛を吹く」(18年)「八つ墓村」(19年)に続き、4年ぶりとなる待望のNHK版金田一シリーズ。過去、幾度となく映像化された横溝正史の超人気原作を、前後編各90分のボリュームでドラマ化。吉岡は前々作・前作に続き、3回目の名探偵役。湖畔の屋敷を舞台に、莫大な遺産をめぐる謎の連続殺人事件に挑む。昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のチーフ演出を務めた吉田照幸監督の最新作となる。

 金子は「鎌倉殿の13人」で2代鎌倉殿・源頼家役。大河デビューながら堂々たる演技を披露し、頼家の苦悩を見事に体現した。吉田監督との再タッグに期待が高まる。

 ▼吉岡秀隆(主人公・金田一耕助役)登場する人物を演じた俳優の皆さんに常に刺激を受けながらの撮影でした。「犬神家の一族」といえば湖に浮かぶ逆さになった2本の足、おそらく横溝正史先生が執筆中に想像していたであろう景色がそこにありました。金田一耕助を演じることは古典を知り、新作を作ることなのかもしれませんが、今回も普遍的な愛の話になったこと、それも監督はじめスタッフの人柄があったからこそできた作品だと思っております。

 ▼大竹しのぶ(犬神松子役)撮影は1月の寒い岡山県で、連日早朝から深夜までのハードな日々でしたが、現場は常に心地よい緊張感と、やる気と笑顔にあふれていました。スタッフ、キャスト全員の良いモノを作るんだという誇らしい気持ちを感じ、何だかデビュー当時の映画作りの現場を思い出しました。物語は恐ろしく悲しいストーリーなのに、私にとっては楽しく、熱く、忘れられない作品になりました。みんなの思いがたくさん詰まった素敵な作品です、是非ご覧ください。

 ▼古川琴音(野々宮珠世役)振り返ると、撮影した1カ月間、夢の中にいたような感じでした。撮影場所は岡山の歴史ある建造物の中、その時代の空気が残っているような場所で、「犬神家の一族」の物語をより一層濃く感じましたし、豪華なキャスト・スタッフの中でお芝居できているのも夢見心地で、とても光栄でした。作り手によって解釈が様々な物語だと思っていましたが、実際に演じてみて、再発見の多さに物語の懐の深さを改めて感じました。
 

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2023年3月13日のニュース