「ドラゴン桜」に泣かされるとは…東大専科一丸にネット「神回」の声も!健太&麻里“参戦”の胸アツ展開

[ 2021年5月23日 22:00 ]

日曜劇場「ドラゴン桜」第5話。健太(細田佳央太)と麻里(志田彩良)(C)TBS
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 俳優の阿部寛(56)が主演を務めるTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)は23日、第5話が放送された。東大専科のチームワークが視聴者の涙を誘った。

 <※以下、ネタバレ有>

 阿部が主演を務め、2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり新シリーズ。前作は、経営難の三流私立校・龍山高校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が落ちこぼれの生徒を東大合格へ導いた。今回の原作は、18年から週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に連載されていた三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今作は現代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを盛り込んだドラマオリジナルの物語が展開される。

 阿部が伝説の弁護士・桜木役に再び挑戦。女優の長澤まさみ(33)が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得。続編はドラマオリジナルの舞台・龍海学園の教頭・高原浩之(及川光博)が学園再建のため、桜木と水野を招き、幕を開けた。

 第5話は、東大専科は桜木(阿部)が招いた特別講師・柳(品川徹)による数学のスパルタ授業が行われていた。一方、専科の生徒との勝負に負けた藤井(鈴鹿央士)はイラ立ちを隠せず。一人追い詰められ、殺気立った様子の藤井を案じた理事長の久美子(江口のりこ)は、東大専科と一流大学コースで再度勝負することを桜木に提案する。勝負は2週間後。国・数・英の3教科を大学入学共通テスト形式で行うことが決まった。負けた方のクラスは即廃止。水野(長澤)は実力の差があり過ぎると訴え、高原(及川光博)も専科にハンデを提案するが、桜木は「その必要はない」と言い切る。桜木が藤井に対抗する新たな勉強法として打ち出したのは、まさかの“ゲーム”。そして、東大専科に5人目の生徒がやってくる…という展開。

 その生徒は、昆虫が大好きな心優しき原健太(細田佳央太)。発達障害があり、学年ビリの成績ながら、桜木がスカウト。聴覚的短期記憶能力は低かったが、英語の辞書1冊分など目から記憶したものは忘れない健太の能力を生かし、昆虫の論文を渡して勉強に対する興味を引き出した。

 そして、口頭によるゲームが苦手な健太のため、東大専科の仲間が手書きカードによるゲームを考案。桜木は「全員が自発的に行動している。それはまさに、東大が求めている人物像だ。実際、試行錯誤しながら、いろんなゲームを試すうちに、全員が成績を伸ばしている。四六時中、発達障害の子どもに接する苦労は並大抵のものじゃない。あんた(担任の田村=山田キヌヲ)はよくやっていた。それは、あいつを見ていれば、よく分かる。あいつ、専科に来てからも、あんたら2人(田村、麻里=志田彩良)の話をよくしていた。的外れだろうが何だろうが、自分のために一生懸命やってくれたその気持ちは、ちゃんとあいつに届いている。あんたらがいたから、健太にとって学校が安心できる場所になったんだ。才能を伸ばすには、何より重要なことだ」、水野は「1人では成し遂げられないことも、協力すれば乗り越えられる。東大専科は、そういうクラスになってきているんです。健太君のおかげです」と語った。

 健太に対し「生きている価値もないような奴」などと暴言を放った藤井に負けたくない菜緒(南沙良)は、健太の幼なじみで文系トップの成績を誇る麻里に協力を要請した。

 勝負の日。藤井に「東大の研究者も虫を殺す」などと言われた健太は学園に現れず、海岸にいた。桜木は「あいつらな、今、一生懸命、試験を受けている。おまえを勝たせたい一心でな。社会を変えろ。常識を変えろ。虫と共生できる未来をつくればいい」などとゲキ。健太と麻里は学園に向かい、卒業後は就職を考え、受験に興味のなかった麻里も「私も東大専科に入ります」「あんた(藤井)、しっぽ巻いて逃げ出すつもり?」と一時参戦し、東大専科を勝利に導いた。

 胸アツの展開に、SNS上には「何これ、感動回やん」「今日のドラゴン桜は神回。涙が止まらない」「まさかドラゴン桜で泣かされるとは思わなかった」「健太くんの才能に圧倒され、彼を支える生徒&先生たちの心の温かさに涙した」「田村先生と小杉さんの涙がねー。2人が健太くんをケアしてたからだもんね。否定じゃなくて、今までの苦労を労ってるのが泣けた」などの声が相次いだ。

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2021年5月23日のニュース