横浜元球団社長、加地隆雄氏が死去 74歳、右翼席でファンと交流

[ 2015年1月22日 05:30 ]

09年、社長就任会見で以前、「水戸黄門」の制作にかかわった加地社長は携帯電話を印ろうに見立てポーズ

 横浜(現DeNA)で球団社長を務めた加地隆雄(かじ・たかお)氏が心室細動で13日に死去していたことが21日、分かった。74歳だった。

 加地氏の生前の意向で家族葬の形式で執り行われた。加地氏は1960年に電通に入社。96年にドラマ制作会社の代表取締役に就任し、人気時代劇「水戸黄門」の制作に携わった。2009年10月に球団社長に就任。横浜スタジアムの試合前に右翼席を訪れるのが恒例行事になり、ファンと交流を深めた。11年オフにTBSの球団身売りとともに球団社長を退任。12年はDeNAの初代球団会長を務めた。

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2015年1月22日のニュース