ヤクルト ドラフト隠し玉にマエケンの高校同期

[ 2011年10月18日 06:00 ]

 ヤクルトが27日のドラフトの隠し玉として、独立リーグ、四国アイランドリーグPlusの香川の冨田康祐投手(23)の指名を検討していることが17日、分かった。

 冨田は1メートル86の長身から最速152キロの直球を投げ込む本格派右腕。PL学園時代は前田健(広島)の控えながら、青学大では1年春にデビューを飾った。その後は故障もあり、リーグ戦では通算1勝止まり。しかし香川入りした今季は守護神として活躍し、48試合で3勝3敗9セーブ、リーグ2位の防御率1・39の成績を残した。ヤクルト関係者は「制球がよくなった。おそらく3、4位ぐらいでないと獲れない」と高く評価。またソフトバンクも指名候補にリストアップしている。

 ◆冨田 康祐(とみた・こうすけ)1988年(昭63)4月24日、愛知県生まれの23歳。PL学園では3年春に投手兼外野手としてセンバツに出場。3年夏は大阪府大会準々決勝で東大阪大柏原に敗れた。青学大では通算7試合に登板し、1勝1敗。持ち球は直球、スライダー、フォーク、ツーシームなど。1メートル86、88キロ。右投げ右打ち。

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2011年10月18日のニュース