老朽化や耐震性が課題となっている宇都宮中央署の移転に関して、栃木県警は22日の県議会文教警察常任委員会で、3月に閉館した県体育館の跡地(宇都宮市中戸祭1丁目)を候補地として検討していると明らかにした。敷地の広さや幹線道路へのアクセスの良さなどを評価した。県有施設や県有地の総合的な利活用を検討している県が県警の要望を踏まえて、来年10月の「いちご一会とちぎ国体」終了後に移転先を選定するという。
県警は来年2月に宇都宮東署の移転を控えている。この日は次に建て替えを検討している警察署として、宇都宮中央署を挙げた。候補地は県と検討中とした上で「県警としては県体育館跡地を要望している」と明かした。国体終了後2年以内に県と結論を出すという。
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