TBSの4月期改編説明会が7日、オンラインで行われ、同局系で中継するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で実況を務める南波雅俊アナウンサー(34)が意気込みのコメントを寄せた。
元高校球児で野球中継をするために2012年にNHKに入局するも、野球の国際大会に関わりたいと20年10月にTBSに転職した異色アナ。日本代表「侍ジャパン」の1次リーグ初戦となる9日の中国戦を担当することが決まり、「実況できる喜びを噛み締め、プレッシャーとも向き合いながら、開幕戦では目の前のプレーや流れ、野球の楽しさを伝えられるよう、できる限りの準備をして真摯に臨みたい」と意気込んでいる。
同局ではほかに翌10日の韓国戦、21日の準決勝を放送。目標の視聴率を問われた渡邉真二郎編成部長は、具体的な数字は避けたが「なんとしてでも23年の視聴率1位を目指したい」と力を込めた。