女優、篠原涼子(49)が大ヒット曲「恋(いと)しさと せつなさと 心強さと」を初めてセルフカバーすることが16日、分かった。原曲を手掛けた音楽プロデューサー、小室哲哉氏(63)がリアレンジし、対戦型ゲーム「ストリートファイター6」の日本イメージソングとして28年2カ月ぶりに〝復活〟。篠原は「また新しい気持ちで聞いてほしい」と呼び掛けている。
♪恋しさと せつなさと 心強さと-。歌い出しから響く篠原の力強い高音と軽快な小室サウンドで累計売り上げ約200万枚のダブルミリオンを達成した名曲が帰ってくる。
原曲と同じ「篠原涼子 with t.komuro」名義の「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」(17日配信)で篠原はオリジナルのキーで歌唱。プロデュースは再び小室氏が担当し、歌詞やリズム感を継承しながら間奏などを新たにアレンジしてバージョンアップ。初のセルフカバー曲として28年2カ月ぶりに〝復活〟する。
1994年7月に発売された原曲は、同年公開のアニメ映画「ストリートファイターⅡ MOVIE」のタイアップ曲でもあり、今回、発売35周年の同シリーズ最新作「ストリートファイター6」(来年発売)の日本イメージソングとして制作依頼を受けて実現。小室氏が篠原の音楽プロデュースを手掛けるのは、95年のアルバム「Lady Generation~淑女の世代~」以来27年ぶりだ。
原曲発売当時はアイドルグループ、東京パフォーマンスドールに所属していた篠原は、同曲で94年のNHK紅白歌合戦に初出場。