オリックス・太田椋内野手(20)が8日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉を行い、550万円増の来季年俸1600万円でサインした。
高卒3年目の今季は3月26日の西武戦(メットライフ)に「2番・二塁」で開幕スタメン出場を果たすが、守備面でのミスが目立ち、2軍降格を経験。53試合で打率・172、3本塁打、9打点だった。
ただ、11月25日のヤクルトとの日本シリーズ第5戦(東京ドーム)では、一時勝ち越しの三塁打を放つなど、勝負強い打撃も披露。「成績的には悔しい思いをした。何かをつかんだというより力のなさを感じた一年。体ももっと強くしないといけないですし、そこを一番に置いて、そこから技術も上げていきたい。(来季の開幕スタメンは)そこはもちろん目指すところ」と飛躍を誓った。(金額は推定)