4月1日から活動拠点を故郷の熊本県に移したお笑いタレント、井手らっきょ(58)が3日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜前8・0)にVTR出演。タレント、ビートたけし(71)の独立の真相として、たけし軍団が声明文を発表してから一夜明けた2日に応じたインタビューで、オフィス北野の森昌行社長(65)への不信感や、役員及び社員への高額報酬についての不満を語った。
井手は熊本を活動拠点にした理由について「震災から熊本の番組にちょこちょこ呼んでもらった。他の番組にもとの話があったので、それなら住んじゃおうと」と説明。東京での仕事については「自分の力がなかったってことなんで。誰も責めることもいけないんですけど」としながらも、「ただ、事務所がもうちょっと、僕だけでなく他のタレントもプロモーションしてくれればよかったのにな、っていう部分はありますよね。やっぱりそれで『熊本で頑張ろう』って気にはなったので」とマネージメントへ思うところがあるとした。
熊本を拠点にすることを決断した際の森社長の反応も暴露した。井手は「社長に電話して、お話ししたい事があるんですけど、って言ったときに『いや、僕はそういう立場ではありませんから』って電話切られたんですよ。それがもう、冷たいな、って思ったんですよ。なんで話聞いてくれないの? 社長とは30年一緒。なんで話聞いてくれないの?」と不満を口に。たけし軍団のメンバーも井手と同じ感情を抱いていたとし、たけしも「それはないだろ!」と森社長の態度を批判したという。
また、役員及び社員への高額報酬については「マネージャーの給料は普通の会社と変わらないのだろうけど。ボーナスとかで年収1年の額が『はっ?』っていうような。なんで20歳代で一千何百万円ももらえるの?って」と疑問を呈した。