(注3)杉浦忠(すぎうら・ただし)35年9月17日、愛知県挙母町(現・豊田市)生まれ。挙母高-立教大から南海。最初の3年で96勝し通算187勝106敗、防2・39。南海最後の監督で、ホーム最終戦後、大学の同級生の巨人・長嶋を引き合いに「ホークスは不滅です!」「ありがとうございました、(福岡に)行ってまいります!」とスピーチ。2001年、66歳で死去。
(注4)門田博光(かどた・ひろみつ)48年2月26日、山口県小野田市(現・山陽小野田市)生まれ、69歳。天理高-クラレ岡山から南海-オリックス-ダイエー。通算2571試合出場、打率・289、567本塁打、1678打点はともに歴代3位
(注5)南海の大方キャンプ 南海は高知県大方町(現・黒潮町)の大方球場で69〜73年、78〜80年にキャンプを張った
(注9)鈴木啓示(すずき・けいし)47年9月28日、兵庫県西脇市生まれ、69歳。育英高から近鉄。通算317勝238敗2S、防御率3・11。座右の銘は「草魂」。今では試合後、足を止めて話す選手は少ないが、現役時代の鈴木は試合後、ベンチや食堂で、記者を相手に立て板に水で自身の投球を分析、10分以上に及ぶ会見もザラだった