任期満了に伴う奈良県知事選(来年3月21日告示、4月7日投開票)で、新人で医師の川島実氏(44)が18日、県庁で会見し、無所属で立候補することを表明した。現県政が進める県立高校再編計画の白紙撤回や地域医療の充実を訴えるという。
川島氏は奈良市出身。京都大医学部在学中にプロボクサーになり、引退後は医師として東日本大震災の被災地などで地域医療に従事。4年前には僧籍も取得し、現在は関西と東北地方の約15の病院でフリーの医師として勤務している。
同知事選には、現職で4選を目指す荒井正吾氏(73)が立候補を表明している。