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近畿財務局の職員自殺か、森友国有地問題で対応 遺書発見

2018.3.9のニュース

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近畿財務局の職員自殺か、森友国有地問題で対応 遺書発見

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 学校法人「森友学園」の国有地売却問題を巡り、財務省近畿財務局の担当部署で対応に当たった男性職員が7日に神戸市の自宅で死亡していたことが9日、兵庫県警の捜査関係者などへの取材で分かった。

 麻生太郎財務相は9日、「内容は聞いている」と述べた。財務省内で記者団に語った。

 近畿財務局は地中から見つかったごみ撤去費として約8億円を値引きし2016年6月、森友学園に国有地を売却。17年2月に値引きの問題が発覚した。この職員は発覚当時、担当部署に在籍しており同年1月、取材に対応していた。

警察、自殺と判断

 自宅で死亡していた財務省近畿財務局の男性職員の遺書が見つかっていたことが9日、分かった。兵庫県警は現場の状況から自殺と判断した。捜査関係者が明らかにした。

 関係者によると、昨年秋ごろから体調を崩し、欠勤しがちだったという。

 一連の問題で、大阪地検特捜部は背任容疑や、保存義務のある文書を廃棄したとする公文書毀棄容疑などの告発を受け、捜査している。関係者によると、この職員は聴取を受けていないという。

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