無投票当選相次ぐ 北海道初山別村長選では13回連続

第20回統一地方選後半戦の125町村長選、373町村議選は18日、立候補の届け出が締め切られ、各地で無投票当選が相次いだ。少なくとも北海道や長野県などの19町村議選では、立候補者数が定数を下回る「定数割れ」で無投票当選が決まった。選挙戦となった町村長選と町村議選は、既に告示された政令市以外の市長選と市議選、東京都の区長選と区議選、5つの衆参補欠選挙とともに、23日に投開票(一部翌日開票)される。

北海道初山別(しょさんべつ)村長選では、13回連続無投票となり現職の5選が確定した。深刻な政治家の「なり手不足」が改めて浮き彫りになった形だ。

定数割れの19町村議選の内訳は、北海道の11町村、栃木県の1町、群馬県の1町、長野県の4村、奈良県の1村、高知県の1町となっている。

125町村長選は秋田、新潟、大阪、香川などを除く35都道県、373町村議選は富山、愛媛、沖縄3県を除く44都道府県でそれぞれ行われる。

会員限定記事会員サービス詳細