ドイツ政府は25日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、自国の主力戦車レオパルト2を14両供与すると発表した。ポーランドなど保有国による提供も承認。ウクライナ軍への訓練をドイツで速やかに開始する。
米ABCテレビは、12カ国がレオパルト2を計100両供与する見通しとなったと報道。米主要メディアは24日、米国が米軍の主力戦車エイブラムスを供与する方針を固めたとし、約30両を送ると25日にも発表する可能性があると伝えた。
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ドイツは戦火が拡大し北大西洋条約機構(NATO)に及ぶことを恐れ、供与に慎重だったが、方針転換した。
エイブラムスが戦場に届くまでには数カ月から数年かかる見通し。運用には高度な技量を要するため、ウクライナ兵の訓練が不可欠で、実際の投入がいつになるかは不明だ。(共同)