コクヨ、ぺんてる株を売却 争奪戦〝正式〟決着

大阪市内のコクヨ本社
大阪市内のコクヨ本社

文具大手のコクヨは30日、46%保有する非上場の筆記具大手ぺんてる(東京)の株式を、同業のプラス(東京)に全て売却すると発表した。

コクヨは令和元年、完全子会社化を目指してぺんてるに敵対的買収を仕掛けたが、経営陣が反発。プラスが友好的な「ホワイトナイト(白馬の騎士)」に選ばれ、ぺんてる株の争奪戦へと発展した。

コクヨは2年に買収方針を断念。その後、ぺんてるに業務提携を求める方針に切り替えていた。

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