コンプラ委で事情聴取へ　違法賭博疑いの英乃海ら

日本相撲協会の尾車事業部長（元大関琴風）は２５日、違法賭博関与の疑いがある幕内英乃海と新十両紫雷について「これからコンプライアンス委員会で事情聴取して明らかになる」との見通しを示した。同委員会は不祥事などの調査を担当する機関。

同日に東京・両国国技館での力士会で講話した際、一連の問題には言及しなかったという。「今の段階で説明することはできない。その点については何も話していない」と述べた。

英乃海と紫雷は師匠の木瀬親方（元幕内肥後ノ海）の判断により、来年１月の初場所の休場が決まっている。出席者によると、両力士は力士会を欠席した。