吹田市監査委、政活費の不適切支出認める

 平成29年度に支出した大阪府吹田市議会3会派の政務活動費に不適切な部分があるとして返還を求める住民監査請求があり、市監査委員事務局は29日、このうち「吹田新選会」が支出した約111万円に不適切支出があったと認め、同会派に対して返還を求めるよう、後藤圭二市長に勧告したと発表した。

 監査結果で不適切とされたのは、同会派の広報紙の印刷費やホームページの経費など。市監査委員は5月30日に、市民からの住民監査請求を受理していた。

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