「暴力団は出ていけ」任侠山口組トップ射殺事件の神戸・長田で暴追パレード 住民150人参加

山口組の関連施設の前でシュプレヒコールを上げる住民ら=神戸市長田区
山口組の関連施設の前でシュプレヒコールを上げる住民ら=神戸市長田区

 暴力団追放の機運を盛り上げようと、神戸市長田区で3日、「暴力団追放住民決起大会」が開かれた。付近の住民ら約150人と県警、公益財団法人「暴力団追放兵庫県民センター」などの関係機関が参加。区内をパレードし、地域一丸で運動をさらに推進することを呼びかけた。

 同区では9月、指定暴力団神戸山口組系組員らが対立する暴力団組織「任侠山口組」トップを襲撃し、警護役を射殺する事件が発生している。

 この日、住民らは地元の小学校を出発し、「暴力団追放」ののぼりを掲げるなどして約1・5キロをパレード。山口組関連施設の前では「暴力団は出ていけ」「われわれは戦うぞ」とシュプレヒコールを上げた。

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