安倍晋三首相、「SDGs」で「先頭に立って努力する」 シュタイナー国連開発計画総裁と面会

アヒム・シュタイナー国連開発計画(UNDP)総裁(左)の表敬を受け、握手する安倍晋三首相=10日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)
アヒム・シュタイナー国連開発計画(UNDP)総裁(左)の表敬を受け、握手する安倍晋三首相=10日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 安倍晋三首相は10日、首相官邸で国連開発計画(UNDP)のアヒム・シュタイナー総裁の表敬を受けた。首相は貧困・飢餓の撲滅を目指す国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関し、全閣僚で構成するSDGs推進本部の本部長を自らが務めていることを説明し、「先頭に立って実施に向けて努力を図っていきたい」と述べた。

 その上で首相は「アフリカの開発の提案、防災、女性の活躍の分野でUNDPと協力し、成果を出していきたい」と語った。

 6月に総裁に就任後、初の外遊先として日本を訪問したシュタイナー氏は、首相に「(日本は)政府が主導力を発揮して、SDGsを推進している模範例だ」と述べ、アフリカや中東での持続可能な開発支援に対する日本政府の協力に期待を示した。

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