ザ・スパイダースが再結成 ムッシュかまやつさんのお別れの会 堺正章が華麗なステップも「メンバー全員決死の覚悟」で笑い

ザ・スパイダースが再結成 ムッシュかまやつさんのお別れの会 堺正章が華麗なステップも「メンバー全員決死の覚悟」で笑い
ザ・スパイダースが再結成 ムッシュかまやつさんのお別れの会 堺正章が華麗なステップも「メンバー全員決死の覚悟」で笑い
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 祭壇は6千本近くの花で彩られ、赤いバラや白いカーネーションでかたどった大きなギターが中央に飾られた。平成21年のレコーディング中に撮影されたという遺影もギターを構えた姿。愛用の黒いニット帽と「ゴロワーズ」のたばこのほか、7本ものギターが並び、グループサウンズ「ザ・スパイダース」のメンバーとして、一時代を築いた音楽人生を物語っているかのようだった。

 この日のために、ザ・スパイダースのメンバー6人が集まった。会はグループの代表曲「フリフリ」で幕を開けた。軽快なメロディーが会場を包み込み、参列者約1千人がライブさながらの拍手で盛り上げた。メンバーの堺正章さんは「(再結成は)約10年ぶり。『かまやつひろしとともに』という意味合いで進めていきたい」と力強く語った。

 バンドのヒット曲「バン・バン・バン」などをメドレーで披露。軽快なステップも見せた堺さんは「メンバー全員が決死の覚悟で、お届けしました」とユーモアを交えて話し、笑いを誘った。約50年の親交があるシンガー・ソングライターの松任谷由実さんや、いとこで歌手の森山良子さんも駆けつけ、それぞれ思い出の曲を熱唱した。

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