■「映画の脚本書いてみたい」
「ウルトラマン」のような後世に残る作品を生み出そうと円谷プロダクションが企画・脚本を募集した「円谷プロダクションクリエイティブアワード 金城哲夫賞」の第1回大賞を受賞した和光市在住の脚本家、伊藤公志さん(43)が23日、同市長の松本武洋市長を表敬訪問した。松本市長は「大きな賞の受賞者が市民で、光栄に思う」と祝福した。
大賞作品「呼んだのはそっちだぞ」は、宇宙と高速で交信することが可能になった世界で、交信を試みた瞬間に宇宙人が来日し、さまざまな問題が生じる-という内容。
テレビ番組のディレクターをしていた平成26年ごろには、アニメ「ドラえもん」の脚本を任された伊藤さん。同賞には「自分の力を試したい」と応募した。「大賞をいただけてうれしい。今後は最初の夢だった映画の脚本も書いてみたい」と意欲を語った。