坊っちゃん文学賞に新部門 短編作品含め募集開始

 青春文学の登竜門として知られる松山市の第15回「坊っちゃん文学賞」で、新たに400字詰め原稿用紙15枚以下の短編小説を対象にした「ショートショート部門」が設けられ、既存の小説部門とともに作品募集が始まった。

 ショートショート部門は、松山出身の俳人、正岡子規と、子規の親友でもある夏目漱石が来年、生誕150年となることを記念して設けられた。審査員は作家の田丸雅智さんや俳人の神野紗希さんなど愛媛県ゆかりの作家、漫画家ら4人。

 小説部門は400字詰め原稿用紙80~100枚で、作家の椎名誠さんや早坂暁さんらが審査を行う。両部門とも募集締め切りは来年6月30日。

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