衝撃事件の核心

壇宿六(闇のキャンディーズ)=新潟日報報道部長がツイッターで繰り広げた罵詈雑言…酒の上の不埒で許されるのか?

デモで日当 会社は調査を終了?

投稿内容のほとんどが削除された今も確認できる壇宿六の自己紹介部分にはこう記されている。

「レイシスト、ファシスト排除!戦争法をぶっ潰せ!安倍はやめろ!自民党は民主主義の敵!日本に本当の民主主義を!」

政治思想が背景にあるのは想像に難くなく、実際に壇宿六のアカウントでは、意見が対立すると、人種差別主義者や右翼と決めつけて、前述のように口汚くののしっており、自民党をドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーが率いたナチスと同一視する投稿もあった。

平成25年9月の投稿には「東京大行進にいくための、新幹線グリーン席ゲットー!」という文面が踊っている。

前後の文脈から推測すると、人種差別を訴えるある団体の活動に対して、実力行使で反対する団体のデモに参加する予定であることが読み取れるが、投稿内容には「日当もデルからサイコー!」と続けられていた。

新潟日報社はこの件についても調査をしたとしているが、産経新聞社の取材に対して「デモの参加や日当の有無などについて個別の案件の質問には応じない」と回答。同社は11月26日付で坂本氏を無期限・無給の懲戒休職処分とした。

行き過ぎたヘイト投稿の末に事実上のクビ宣告を受けた坂本氏だが、かつてツイッターには、こう投稿していた。

「覚悟してヘイトしてきたんだろ?仕事もクビ(中略)覚悟でさ。今更、逃げるなよ!逃げないよな?どんな社会的制裁があろうとも、お前ら自信もってやってきたんだろ?」

この言葉はいま、本人の胸にどう響いているのだろうか。

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