都民の警察官に5氏選考

都民の警察官に5氏選考
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 東京都民の安全を守るため職務に励む警察官を表彰する第88回「都民の警察官」の選考委員会が13日、千代田区大手町の産経新聞社で開かれた。今年の受章者に、交通捜査課の三好冠輝(たまき)警部補(51)▽保安課の蒲澤(がまさわ)嘉満警部補(51)▽駒込署地域課の佐久間慶法警部補(56)▽向島署堤通駐在所の永井圭治警部補(51)▽組織犯罪対策総務課の粟生(あわお)陽子警部補(50)-の5人が選ばれた。

 選考委員会では警視庁が受章候補者8人を推薦。これまでの優れた実績や人柄など推薦理由の説明の後、選考委員らの審議に移り、最終的に5人が選ばれた。

 20年にわたり交通部門で勤務する三好警部補については「強い責任感と旺盛な向上心をもって職務に取り組んでいて、第一線の捜査員への指導力も随一」などと高く評価した。

 女性で唯一の受章となった粟生警部補については「忙しい勤務の傍ら、家族との絆も大切にしている」。ほかの3人についても「地域住民の安全と安心を守るため、何事にも積極的に取り組んでいる」などと賛辞が贈られた。

 表彰式は、10月25日午後1時から千代田区大手町の大手町サンケイプラザで行われる。

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