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諏訪部順一が仕事復帰 病状説明で手術後は「涙が出ました」

 休業していた声優の諏訪部順一が22日、自身のブログを更新し、本日から仕事復帰したことを報告し、病状も説明した。

諏訪部順一

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 ブログで諏訪部は「本日、仕事復帰いたしました!」とし、「昨年の仕事納めが12月30日でしたので、トータルすると実に22日間。これほどの期間、声の仕事をお休みしたのは、デビュー以来 初めてのことです」と報告。

 そして「手術、そして入院中、医師や看護師、看護助手の皆様には本当によくしていただきました。この場からでは届かないかもしれませんが、担当して下さった医療スタッフの皆様に、心より御礼申し上げます」と医療スタッフに感謝した。

 また、病状も明かし「私が罹患していたのは「耳下腺腫瘍」という病気です。耳の前から下にかけてのあたりに位置する「耳下腺」(唾液を産生、分泌する部位)に出来る腫瘍で、10万人に1〜3人くらいの確率で発症するものとのこと」と説明。

 「時間経過とともに徐々に大きくなり、放置しておくと悪性(がん)化する可能性もあるので、外科手術によって摘出した方が良いと医師から助言がありました(自然治癒はせず、薬の服用など内科的なアプローチで治るものでもないので)」と告白。

 続けて「しかし、すぐに手術を決断できない悩ましいことが。まず、手術を受けるためには当然入院も必要で、仕事ができるコンディションに戻るまで2、3週間は休まなければならないこと。仕掛かりのレギュラー案件を多く抱えている上、スケジュールはすでに先まで埋まっており、時間を捻出することがなかなか難しい」。

 「そしてもうひとつ。腫瘍があるあたりには顔面神経が走っています。位置や状態によっては、一時的もしくは永続的な顔面麻痺が術後に発生する可能性があるとのこと。もしも喋りに支障がある後遺症が出てしまったら…… 最悪の場合、廃業です 「どうするオレ!?」」と悩むことが多かったと打ち明けた。

 そして「いつかはやらなければならない手術。後遺症の不安は完全に払拭できないけれど、もしものことになってしまった方が、より多くのご迷惑をより多くのみなさんにかけることになってしまう……「やるしかない!!」」。

 「一年の内で最も収録が止まる現場が多い年始のタイミングに、手術を受けることを決断しました。腹を決めたら話はトントン拍子。前倒しが可能な仕事は12月中にこなし、1月初頭のXデーに備えました。そしてあっという間に手術日前日となり入院」と入院までの経緯を伝えながら、「手術が無事終わり、覚醒した瞬間にしたことは、ちゃんと喋れるか口周りの動きのチェック。「大丈夫!ちゃんと自然に動く!問題なく喋れる!!」涙が出ました。本当にうれしかったです」と伝えた。

 最後に「術後の回復も順調で、予定通りの日程で退院までこぎつけることが出来ました。そして、きれいにしっかり摘出できた腫瘍の病理検査の結果も「良性」。見立て通り、継続治療の必要なしとの診断も出ました。改めて、ご迷惑ご心配をおかけした皆様に心からお詫び申し上げます。そして、無事を祈ってくださっていた皆様に心から御礼申し上げます。ふたたび真摯に仕事と向き合い、これまで以上に愛と情熱を込め、ひとつひとつ頑張っていきたいと思います。2024年も、どうぞよろしくお願いいたします!」と呼びかけた。

 諏訪部は、アニメ『呪術廻戦』両面宿儺役、アニメ『テニスの王子様』跡部景吾役、『黒子のバスケ』青峰大輝役、『呪術廻戦』両面宿儺役、『僕のヒーローアカデミア』相澤消太役、『Fate』シリーズのアーチャー役『マイホームヒーロー』鳥栖哲雄役などで知られる。

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  2. 2. 声優・諏訪部順一が休業へ 日常生活に支障ないが医師の助言で手術「不安材料はなくしておくべきだという結論」
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