日本テレビの佐藤義朗アナウンサー（36）が、5月31日付で同局を退社することが20日、わかった。ORICON NEWSの取材に対して、同局広報部が「事実です」と認め、理由については「家業を継ぐためと聞いております」と説明した。

　佐藤アナは1985年11月11日生まれ、東京都出身。慶応大学を経て、2008年に日本テレビにアナウンサー職で入社し、主にスポーツ中継などで活躍してきた。『news every.』『NEWS ZERO』『シューイチ』『ZIP！』などのスポーツコーナーも担った。

　スポーツ実況では、2019年3月のイチロー氏の引退試合で、あえて言葉を発さずに球場の雰囲気を伝える“4分間の沈黙”が話題に。また、2020年のプロ野球『巨人対ソフトバンク第2戦』で自身初の日本シリーズ実況を務めた。

　昨年の東京オリンピックでは、レスリング女子フリースタイル58キロ級で川井梨紗子選手の2連覇を伝え、北京オリンピックではジャンプ・ノーマルヒルで小林陵侑選手の金メダル獲得を実況した。