動画共有サイト「YouTube」に動画を投稿するユーチューバーのなかで現在、チャンネル登録数が230万人、動画再生数が計4億回を突破するなど、国内最大級の人気を誇るオンラインタレント・HIKAKIN(24)。11日に発表されたYouTube「2013年トップチャンネル」でもエイベックス(1位)やAKB48(2位)らに次いで、個人単体としてはトップとなる5位を獲得。海外ではメジャーとなっているオンラインタレントの草分け的存在として、今後はどこに向かうのか。
ヒューマンビートボックスを得意としているHIKAKINは、『青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ11』(フジテレビ系)に出場をきっかけに知名度が急上昇。YouTubeに投稿したビートボックスの動画を皮切りに現在では、ゲーム実況など全4チャンネルを開設し幅広いジャンルで人気を博している。
YouTube上で活動を開始したのは2006年頃。「高校生のときに海外の人が上げてるビートボックスの動画を見始めたら、自分で上げれば、逆に見てもらえると思って軽い気持ちで始めたのがきっかけ」とあくまでも趣味の一環として動画投稿を開始した。
学生時代からビートボックスや動画での人気が出始めていたものの、当時は“YouTubeで飯を食う”なんてことは想像すらできないもの。地元・新潟から上京してからは、本人としては本意ではないサラリーマン生活を送ることとなる。
YouTubeでは閲覧数に応じて投稿者に広告収入が入る仕組みがある。そこに目をつけたHIKAKINは独自にYouTubeを研究。ヒットの法則が無いなか「常に海外のトップの人の動画は研究している。人気のある人はそうなる理由がある」と積極的に技術を盗み、これまで前例がない形でブレイクした。
会社員と平行していた投稿活動も現在はYouTube一本で生活できるようになり「それが仕事になるとか考えてなかった」と笑う。「YouTubeも毎日のように改良されている。仕組みを解析したり、いきなり人気になる人や廃れていっちゃった人をたくさん見てきたのでいろいろ知識はありますね」と日々の分析がブレイクの要因だと挙げた。
一個人が簡単に動画をアップできるとあって、ユーチューバーのなかでも“趣味”と“ビジネス”の境界線は曖昧だ。そのなかで、YouTube一本で勝負しているHIKAKINは「ファンの人たちが何をしたら一番盛り上がって、広がっていくかということを常に考えている」とクリエイターとしてのこだわりをのぞかせる。彼のファンは主に学生たち。若者のテレビ離れが叫ばれるなか、ネット上では何百万人もの若者ファンを獲得している。
知名度も上がり“数字”を得たことで、逆にテレビ進出はないのだろうか。「ちょっと出るとかならうれしいことですし、呼んでいただければ出たいですけど、萎縮しちゃう」と意外にも消極的。ネット出身のタレントが相次げば、テレビ業界とのパワーバランスにも変化が起きそうだ。「それは誰にもわからない。でもネットの勢いはすごいと感じています」と不敵な笑みを浮かべた。
今月7日には、自身のホームグラウンドであるYouTubeで全世界でライブ配信された『白黒歌合戦』に出演。音楽プロデューサー・小室哲哉、歌手のスガシカオらそうそうたる面々が顔をそろえるなか、HIKAKINも男性デュオ・キマグレンとコラボレーション。「ここ2、3年前までではありえないこと。一気にYouTubeが注目されてうれしい」と充実感をにじませた。
未開拓だったユーチューバーとしての道を開き、国内におけるオンラインタレントの先駆者としてネット界の第一線を走り続けているHIKAKIN。今後の夢は「日本でありえないくらいの話題」を提供すること。ネットを巧みに活用し、彼の生み出す映像コンテンツに釘付けになる若者は今後も増えそうだ。
★YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」
ヒューマンビートボックスを得意としているHIKAKINは、『青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ11』(フジテレビ系)に出場をきっかけに知名度が急上昇。YouTubeに投稿したビートボックスの動画を皮切りに現在では、ゲーム実況など全4チャンネルを開設し幅広いジャンルで人気を博している。
YouTube上で活動を開始したのは2006年頃。「高校生のときに海外の人が上げてるビートボックスの動画を見始めたら、自分で上げれば、逆に見てもらえると思って軽い気持ちで始めたのがきっかけ」とあくまでも趣味の一環として動画投稿を開始した。
学生時代からビートボックスや動画での人気が出始めていたものの、当時は“YouTubeで飯を食う”なんてことは想像すらできないもの。地元・新潟から上京してからは、本人としては本意ではないサラリーマン生活を送ることとなる。
YouTubeでは閲覧数に応じて投稿者に広告収入が入る仕組みがある。そこに目をつけたHIKAKINは独自にYouTubeを研究。ヒットの法則が無いなか「常に海外のトップの人の動画は研究している。人気のある人はそうなる理由がある」と積極的に技術を盗み、これまで前例がない形でブレイクした。
会社員と平行していた投稿活動も現在はYouTube一本で生活できるようになり「それが仕事になるとか考えてなかった」と笑う。「YouTubeも毎日のように改良されている。仕組みを解析したり、いきなり人気になる人や廃れていっちゃった人をたくさん見てきたのでいろいろ知識はありますね」と日々の分析がブレイクの要因だと挙げた。
一個人が簡単に動画をアップできるとあって、ユーチューバーのなかでも“趣味”と“ビジネス”の境界線は曖昧だ。そのなかで、YouTube一本で勝負しているHIKAKINは「ファンの人たちが何をしたら一番盛り上がって、広がっていくかということを常に考えている」とクリエイターとしてのこだわりをのぞかせる。彼のファンは主に学生たち。若者のテレビ離れが叫ばれるなか、ネット上では何百万人もの若者ファンを獲得している。
知名度も上がり“数字”を得たことで、逆にテレビ進出はないのだろうか。「ちょっと出るとかならうれしいことですし、呼んでいただければ出たいですけど、萎縮しちゃう」と意外にも消極的。ネット出身のタレントが相次げば、テレビ業界とのパワーバランスにも変化が起きそうだ。「それは誰にもわからない。でもネットの勢いはすごいと感じています」と不敵な笑みを浮かべた。
今月7日には、自身のホームグラウンドであるYouTubeで全世界でライブ配信された『白黒歌合戦』に出演。音楽プロデューサー・小室哲哉、歌手のスガシカオらそうそうたる面々が顔をそろえるなか、HIKAKINも男性デュオ・キマグレンとコラボレーション。「ここ2、3年前までではありえないこと。一気にYouTubeが注目されてうれしい」と充実感をにじませた。
未開拓だったユーチューバーとしての道を開き、国内におけるオンラインタレントの先駆者としてネット界の第一線を走り続けているHIKAKIN。今後の夢は「日本でありえないくらいの話題」を提供すること。ネットを巧みに活用し、彼の生み出す映像コンテンツに釘付けになる若者は今後も増えそうだ。
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2013/12/11