コアラ2匹が仲間入り 飼育数は国内最多10匹 鹿児島・平川動物公園
九州で唯一コアラを飼育する平川動物公園(鹿児島市)に、オーストラリアの飼育施設から新たに2匹が仲間入りした。同園の飼育数は国内最多の10匹。今月上旬から一般公開され、人気を集めている。
2匹は雄のバンブラ(5歳)と雌のジェイン(3歳)。数が減るコアラを繁殖したい園側がホワイトタイガー2匹と交換した。空輸後は疲れた様子だったが、今は木の上に登るなどすっかり元気だ。
貴重な動物のため園も餌のユーカリを大量に準備するなど懸命のおもてなし。担当者は「日本のコアラも少子化が深刻。たくさん子どもをつくって」と願う。
=2018/04/15付 西日本新聞朝刊=