ロシア兵死者、3年で112人 シリア内戦介入で
【モスクワ共同】ロシア上院国防委員会のボンダレフ委員長は9月30日、ロシアが2015年9月にシリア内戦に軍事介入してから3年間のロシア軍兵士の死者数は112人だったと明らかにした。タス通信などが報じた。
ボンダレフ氏は、1979年に始まった旧ソ連のアフガニスタン侵攻では最初の3年間の死者が約4800人、03年からのイラク戦争では米軍中心の多国籍軍の死者が3年間で約2500人に上ったと紹介。シリアでアサド政権を支援してきたロシア軍の死者はこれらより少なく、「われわれが戦い方を習得したことを証明した」と誇示した。